18きっぷで行く!静岡・名水紀行(上)
青春18きっぷ、使ったことありますか?
あの新幹線と特急には乗れないけれど、乗り放題の切符です。
青春で18なんて、名前がいいよねぇ。
青春で18の心があれば、誰でも買えて、どこでも行ける切符。
途中下車は何度でもOK、使用期間内なら日を跨いで合計5日間も使えるのです。
わたしは、この夏、初めて青春18しましたよ。
今回は名古屋からスタート。
東京へ向かう、東海道線の旅です。
自動改札ではなく、駅員さんにスタンプを押してもらいます。
おお〜。
この感じ、懐かしくて新鮮だ!
静岡駅に着きました。
初・静岡下車。
気分は、すっかり桃鉄。
住民たちは冷静を装っているけれど、内心、大歓迎してくれているのかもしれない。
ちょっとそこまで、バスに乗ります。
遺跡だ!
弥生文化を今に伝える登呂遺跡!
・・・を横目で見つつ通り抜けて数分歩くと、
サウナの聖地、しきじに到着!
富士山の天然水を使った水風呂は、まるで母親の胎内にいた頃を思い出させるとまで言われる誉高い名所です。
風鈴の涼やかな音が出迎えてくれました。
さすが富士山の天然水。
塩素臭くない、まろやか〜。
ずっと入っていたいかも。
女子風呂ではみなさん水風呂の水で顔を何度も洗っておられました。
サウナしきじ、すごい活気でした。
手ぶらで行けるように、設備は完璧。
タオルと化粧水、ティッシュに綿棒、歯ブラシ、なんと糸ようじまで用意してくれています。
富士山の恵みって、すごいのね。
あ、富士山見てない。
富士山を見に行こう!と、いうことで三保の松原へ。
地面は黒い砂。
サンダルの隙間から、芋でも焼けそうなほど熱々に焼けた砂が入ってきます。
熱っ!めっちゃ熱い!もう、帰りたい。
やった!
ついに松原の向こうに海が見えて来ました!
富士山だ〜!
なんと!!富士山見えず!
晴れているのに〜・・・
空気中の水分量かね。
(後で観光協会さんに伺ったら、冬の方がよく見えるそうです。)
よし、富士山が見えないなら、せめて湧水を見よう。
と、いうことで富士宮へ。
知らないまちの七夕まつり。
きれいだな。
神社に着きました。
ここでもお祭りがあるのかな?
楽しそうな雰囲気です。
神社の奥に、きれいな湧水の池がありました。
富士山の雪解け水がつくった、湧玉池。
湧出量は、聞いて驚きの毎秒2.4klだそうです。
ひんやりとした空気が心地いい。
濁りのない、本当にきれいなお水です。
よく見ると、池のあちこちに波紋が広がっていて、底の砂を巻き上げながら水が湧いていました。
水汲み場もあって、持ち帰りもできます。
こんなにきれいなお水が湧き出て溢れているなんて。
静岡県は、なんて豊かなんだろう。
日本一の山があるって、こういうことなのかぁと初めて知った旅でした。
・・・続く!