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浅草!三社祭

群馬生まれのわたし、東京で一番好きな場所は、たぶん浅草寺です。
雷門の松下電気の提灯、仲見世の舟和のすあま、高村光雲作の手水。
今も昔も賑わいが賑わいを呼ぶ不思議エンタメ空間。

そんな浅草寺が、この金・土・日と三社祭です。
今年は、三日間スカッと晴れ予報の東京。
疫病や雨天で、完全復活はなんと五年ぶりだそうです。


浅草寺と隣にある浅草神社には、ワッショイ!ワッショイ!と威勢のいい掛け声と軽妙なお囃子で活気が溢れていました。
みんないろいろあるんだろうけれど、この日だけはこの時だけは損得抜き、難しいこと無しで隣の人と神輿を担ぐ。
清々しいですね。

お祭りっていいなぁ〜


あ、そうそう、そもそも三社祭の”三社”とは何の事なのでしょうか?

浅草神社でいただいたチラシによると、三社の社は人。
平安時代の3人のようです。

漁師の兄弟(2人)と近所の物知りな人(1人)、合計3人。

漁師の兄弟が隅田川で漁をしていたところ、網に何かかかりました。
はて、何だろう?
兄弟は、近所の物知りな人に例のモノを見てもらうと、、、

これはとても尊い仏様ですよ!と、教えてくれました。
物知りな人は、その仏様を心を込めて丁寧にお祭りしました。
おかげで浅草はとっても繁栄しました!ということで、3人を三社としてお祭りしたのが始まりだそうです。

(※明治以前は浅草寺と浅草神社は一体だったそうです。)


狛犬さんも心なしか嬉しそうに見えます。

あ、祭り女子のファッションも興味深かったです。
揃いのハッピだけど、鉢巻の仕方や根付け、足袋で自分らしさを楽しんでいらっしゃる。
お囃子される方は、背中の帯に太鼓バチを挟んでいるんですけど、それもまたカッコよかった〜。


初夏の活気、場所の活気。
1000年以上、人々を惹きつけるんだから絶対何かある。



では、またね。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございました。


ごきげんよう



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