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9、ふたたび出てきた罪悪感

すっかり、辞めることを決心したつもりでしたが、ふとした瞬間に、「やっぱりあのバグだけ修正したい」「プロジェクトを最後までやり遂げないと迷惑かけるかも」という思いがやってきました。
ダメだ!私は絶対逃げるんだ!と思い直そうとしますが、なかなか「でもな〜」という思いが消えてくれません。
医者曰く、これが不安定。安定して元気ではない状態だそうです。

通院の途中で、嫌なエピソードを一つ思い出しました。
パワハラ上司は、なぜか、新しい人をチームに加えることを嫌います。どうにかして、自分の元クラスメイト、元同僚、元部下などから寄せ集めてくるのです。
そして、その人がチームに加わるとき、「私とXXさんは旧知だから、いろいろ相談して大丈夫だよ」「私とXXさんは毎週電話で話して、握れてるから!」というようなことを言います。ですが、迎える側にとっては、2人の間のやりとりはブラックボックスの中です。ものすごく悪く作用します。うまくいくはずがないのですが、うまくいかないことやトラブルが起きると、「私たちの友情をどうしてくれるんだ!」と怒ります。
そうやって、いつの間にかいなくなっていたり、大変なことが起きていなくなった外注さんが何人もいます。

そもそも、うちの会社は、この10年で6名以上の20〜30代の社員が、入っては辞めています。そんな会社に戻るなんて、到底できないんです。

と、自分を説得するために記します。

楽しくない話ばかりで恐縮ですが、誰かの何かに役に立つような記事になるように頑張ります。