無題
揺れた。どうも自分が揺れたみたい。つまりは目眩がしたらしい。
もうあと半年後に待ってる5歳のお祝いに
彼らへ贈る言葉を3歳のときから少しずつ書き溜めて準備してたんだけど。
まあ、書いては消し、書いては消してを繰り返していたので、たいした文になっていなかったけどね。
なのにまさか、その続きを書き終える前に、
想像もしていなかった形になるKing & Princeへ向けてと、
King & Princeではなくなる3人へ向ける言葉を綴ることになるとはね。
いつだって驚かせるんだな、あなた達は。
少し時間が経ったらまったく違う気持ちになっているかもしれないけれど、
なんだかまだぼんやりと夢なんじゃないかと思っている今、感じていることを書いておこうか。
ちなみにね、涙は出てない。
今は発表されてから1時間が経った、11月5日の0時10分。
(まって書いてるうちにぐるぐるしてきて今4時46分になったんだが。でもまだ涙はがまんできてる。)
5人からの動画が涙で見えないのは嫌だったし、身を切る思いで伝えてくれる言葉をちゃんと聞きたかったから。
ああ、海人くんの姿には正直限界が来そうだったけど笑
でもね、がんばって堪えながら伝えようとしてくれていたから、こちらもがんばって堪えた。
動画のなかで伝えてくれた言葉だけがすべてではないかも、そうは思っても、わたしが信じている彼らから出てくる言葉だけを信じていたい気持ちはずっとあるので。
これまでもずっとそうだったし、
あなたたちは、できるだけわたしたちには嘘なしでいたいはずだから。
嘘ではなく今伝えられることだけを話してくれた、と思うことにするよ。
まずいちばんに伝えたいのは、そうだな、、うん、
永瀬、海人くん、
よくKing & Princeでいることをやめない決断をしてくれました。
いきなり海外に乗り込んでいくことよりも困難な道かもしれないのに。
少しでもチクっとどこかが痛くなったら、すぐお互いに伝えあってね、いつもどおりね。
10代でデビューする覚悟を決めたあなたたち2人が、King & Princeを背負って歩くことを続けると決めたことに心からのリスペクトを。
岸くん、紫耀さん、神宮寺勇太さん
大きな答えを出して私たちに伝えることを決断してくれました。断腸の思い、とはこのことだろうな。これ以上を知らないです。
もしもこの先、心につっかえたものに気づきながらも誤魔化しながら5人で進んだとして、いつかは大きな塊りになって取り返しのつかないものになってしまっていたら、そのほうがわたしは辛く苦しかった。
自分にもわたしたちにも、嘘をつかない人生を選んでくれたことにも心からのリスペクトを贈らせてね。
いつのまにかみんな、ほんとうに強くなってたんだなあ。
あっという間に大人になったね。
と、感謝と称賛の言葉だけを贈りたいのだけれど、それではフェアじゃないのでわたしも嘘なしで伝えます。
ヒロムとの約束。5人の目標。ファンへの恩返し。
そこに縛られすぎてやしないか。
正直、海外への進出はジャニーズにいなくてもできるんじゃないか。
わたしは別に、
あなたたちがジャニーズではなくてもいいと思ったことがありました。
アイドル戦国時代。
なんとしてもヒロムとの約束を果たさなくちゃって、意地になっているように見えたり、もう後がないと、必死にもがいてひりひりして見えることもあった。
その反面、ジャニーズっておもしろいって教えてくれたのもあなたたちだったから、すごくこう、複雑な気持ちがあったんだ。
でもあなたたちが自分たちを信じる限り、わたしも信じようと決めてた。
ごめんね、そんな応援の仕方で。ひどいね。
皮肉にもクロサギにあった台詞のとおり
ほんとうにまだ、大人に甘えてもいいはずの年齢だったころから
自分たちで話し合って、決めて、デビューを手にして、そこから一生数字とランキングに追われる人生になって。
あなたたちの5年弱は、ふつうの人間の5年弱とは比べものにならないくらいに濃いものだったのでしょう。
最初は自分のためだったのが、ファンのためになって、今までジャニーズでは誰もやってこなかったことをしてみたり、ファンが喜んでくれるならと常に頭を悩ませてみたり。
そうしているうちに、あなたたち自身がジャニーズを守らなければならない大人という存在になっていって。
どんなにヒロムが全部自分たちで決めてやっていきなさいと言ったからって、ほんとうに会社は何もかもを本人たちにやらせるべきじゃなかった。
彼らがこうありたいと目指す道を、切り拓けるために全面サポートしてくれる存在が、果たしていたんだろうかと、考えてしまう。
どれだけ努力しても、どれだけパフォーマンス力を上げても、正直、なかなか結果と比例しない日々が続いて。かなり焦っていただろうなと、わりと冷静にそう思ってる。
外野からはジャニーズのエリート集団みたいなことを言われてたけど、実際は記録をバンバン出していったのは、ほかのグループ。
最終的な決定打は、仲間の海外進出だったかもしれない、なんて、思ってはいけないことまで、つい。
もしかしたらほんとうにFocusみたくいつしか、何のためかわからず日々を過ごすようになってやしないか、とか。
人生は思っているより短い。
時間がまだあるようでも、そうゆっくりしてられない。
けど焦りは、人を追い込む。
5年以内に海の向こうのステージに立つのを最大の目標にしていたとしたら。
もうタイムリミットだと、潮時だと考えたのも、わからなくもない。
わからなくもないことが、悔しい。
あなたたちは全員、ほんとうにやさしい。
やさしすぎるくらい、やさしい。
時にそれが自分たちを苦しめることになるかもしれないと思っていたけど、これが結果だなんてね。
あなたたちの冠がついた主演舞台、そのどれもがどういうわけか1作品も映像化されていないこと。
明らかに疲れが希望を上回った表情に見えたときがあったこと。
福岡の涙。
ラブコメをやるにあたって、どこか避けてきていたキュンのお仕事を
今まではメンバーに任せていたけれど、いよいよ向き合わなきゃいけない時がきたこと。
自分の幅を大きくするためにも乗り越えようと覚悟したこと。
それ以外にもやれることは全部やって芸を増やそうとしていること。
彩りのMVが秘密基地に集まる5人の姿を映し出したものだったこと。
完成した作品をみて、海人くんがたくさん泣いてしまったこと。
ここ数日の、鼻声も。
完全に勝手な想像だけど、すべてが結びついてしまった。いやどうだろう、やっぱりこちら側のエゴかな。
わかるわけないよ、悲しいけど。
玄樹ちゃんと鈴鹿であんなふうに堂々とコンタクトをとる姿を見せてたのも
あなたたちの中でどこか踏ん切りがついていたからなのかもしれないね。
ああ、だめだな、頭のぐるぐるが止まらないや。
よくない。ここまでにしよう。
でもこれだけは約束するよ。
わたしは、絶対に泣かない。5人の最後の日まで。
King & Princeは続いていくし、続けることを選択したふたりのために。
愛してるよ。
ほんとうはこれが夢だったらいいのにな。
夢なわけないよ、眠れてないんだから。
8:30てどうゆうことだよ。
愛してるよ。
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