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ゲストハウスを開業するまで vol.7

前回は、結婚と物件が見つかったことについて書きました。

今回は見つかるまでの経緯とどんな物件かを書きます。

偶然の出会い

見つかったのは本当にたまたまでした。
大家さんの親戚が市役所の人に「壊そうかなと思っているらしいんだけど、誰か使いたい人いないかな?」と聞いたのがきっかけです。

そこで早速私に連絡が来て、ウヒョーと飛びつくように話をしに行き、とりあえず内覧だけでもさせてくださいとお願いをしました。

ただ、話を詳しく聞くと内心厳しいかなとも思っていました。

というのも、その物件は家の近所でよく知っていましたのです。

移住当初から毎日のように見ていましたし、隙間から中を見たりもしていて、これを使う人いるのかな?
もし使う人いたら勇者だよねと話していました。
こんな感じでした。

めちゃくちゃ古い!

元々、スナックと民宿をしていた物件で、10年以上空き家になっていました。大家さんの親が商売されていたそうなのですが、体調を崩されて、片付けることができずにそのまま放置していたそうです。

冷蔵庫の中にソフトクリームの原料があったり、大量のキープされたボトルがあったり、当時を思わせる品々がほぼそのまんま残っていてなかなかエキセントリックな状態でした。

一方で、家が傾いているわけでもなく、建物の構造が傷んでいるわけではなさそうだったので、掃除さえすればいけるかもしれないと思うようにもなっていました。

なにより一階がスナック、二階が民宿なんておもしろいですよね。
これをそのまま生かせば私が理想としていた「地元の人とゲストが交流できるスペース」を一階に作ることができる!と思いました。

最初はこんな物件ダメだと思っていましたが、内覧すればするほど可能性を感じてきて、最終的には借りたい!と思うようになっていました。

大家さんは遠方に住まれているので、メールでのやりとりでしたが、こちらがどんな風に使いたいか、そしてそもそもどんな人間なのかを一生懸命伝えました。

いよいよ契約。

元々好感触だったのですが、よりこちらの希望に沿うような条件で契約してくれることになりました。ただ過去2回の失敗があるので、以下の3点に気を付けました。

①契約は不動産屋さんを通す
②どのように使うかを資料を作って事前に説明する
③気が変わらないですよね?大丈夫ですよねと何度も聞く

結局、心配だったことは全て杞憂に終わり、使用条件や家賃、その他細かい規約なんかもいい条件で契約することができました。

契約書にサインをした時の達成感は今でも忘れません。
妻と二人でハイタッチをして、「まだ気を抜けない」と言いながらずーっとニヤニヤしていました。

それでは、次回から改装編です。
また明日!

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ちなみに
2年分の収支計画を販売しています。
実際の売り上げがどうなってるか気になる人はぜひ


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