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「ため」について考える

東京に来て2ヶ月ちょっと。
怒涛の日々を過ごしつつ、人生で初めての梅雨を迎えようとしております。

研修のような、鍛錬のような日々を越え、いよいよ来週からより通常の仕事に近いことが始まります。

スタートアップと個人の「ため」

これまでの日々は、いろんな人に会いまくりながら社会人としての基礎を築き、そこからたくさんのスタートアップに触れてきました。

最近は、自分がやるべき数字目標に向き合いながら、スタートアップのために働いていました。

そもそもぼくの仕事は、社会にある課題に対してイノベーションと社会的インパクトを出しつつ解決しているスタートアップと向き合い、かつ個人のキャリアにも向き合うことです。

スタートアップだけではなく、キャリアを考えて転職しようとしている人とも関わる仕事なので、両方のためを考えることが大切です。

ですが、やはり全体最適を考えて動くというのは難しいなと感じております。

これまではスタートアップと関わることがほとんどでした。
起業家の想いや壮大なビジョンに触れ、この人たちの想いを体現するために動くことを理解し、そのために何が必要なのかを考えてきました。

そして、スタートアップのための動きとして、自分が達成しなければいけない数値目標もあったので、そこに対してコミットしてきました。

ですが、そこに集中しすぎると疎かになることもあります。
ぼくの仕事にはスタートアップに入る人を支援するという軸もあり、その人たちのこともしっかり考える必要があります。

スタートアップというのは、まだまだどうなるかわからないし、フェーズによっては組織もカオスな状況です。もちろんやりがいがあることは間違いないですし、世の中のためになっている取り組みが多いですが、大変でリスクがあることはたしかです。

そこに飛び込む人の気持ちを考えて関わること、そこに引き合わせるということはその人の人生を背負っているという自覚が必要だと痛感しています。

目の前のこと、自分の限られた視野では盲目的になることもありますが、改めて関わる人すべてを考えた上での行動が大切だと感じる今日この頃です。

「ため」の置く位置

「ため」を置く位置というのは非常に重要です。

まずは自分のために生きること。働くこと。
自分という軸を疎かにして自己犠牲的になるのはとても辛いと思っています。人生とは、生きるとは何かというとよくわかりませんが、自分の人生を充実させることで、何のために生きているのかも見出せると思っています。今やっていることが自分のためになっているのか、それが一番大切です。

ですが、自分のためにを考えすぎて、他人を踏みにじるのはどうなのかと思います。自分の人生があると同様に、他の人もその人生があります。蹴落とし合うようにすると自分もそうさせられてしまいますし、そんな社会は生きづらいです。
そもそも、他人のために動くことが自分のためになることもあります。そうやって、たくさんの「ため」を考えて動くことで、自分自身もその周りの人の人生も豊かになります。

それが、もっと大きくなって地域のため、社会のためになればベストだと思うし、そうすることで自分の「ため」の総量が大きくなり、もっともっと人生が楽しくなる気がしています。

今やっていることが自分のためになっているのか。
この人のためになっているけど、あの人のためにもなっているのか。
そもそも何のためにやっているのか。

「ため」を考えることで、今やっていることの意味も変わる気がしています。

雄谷にとっての「ため」

そもそもぼくが今の仕事をやっている理由は、将来地域で自分のやりたいことをやるためです。

そのために、今はたくさんのスタートアップに触れ、優秀な先輩や同期と関わる中で成長しているところです。

今の仕事はスタートアップと個人、そして社会のためを考えています。
世の中には色々な仕事があると思いますが、その中でも考える「ため」の数や規模は大きいほうだと思っています。

だからこそ難しいですが、大変です。本気でやらないと成果も出ず、自分のため含め誰のためにもなりません。

そのために、まずはこの環境でスタートアップ、個人、先輩や同期、社会のためを考え続け、試行錯誤していきます。

そして将来的に、地域の色んな企業やそこで働く人、それ通じて関わる人、地域で何かしたいという人、そこに住む様々な人などなど、様々な「ため」を考えた取り組みを地域という環境でもやっていきたいです。それが社会に広がるようなものにしたいです。

まずは、今できる範囲の「ため」に向き合っていこうと思います。
今週もお疲れ様でした!来週も頑張りましょう〜

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