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「愛」は動詞。~失恋記念日~

 今日素敵な言葉にであった。

「愛」は動詞。という言葉だった。

「愛は動詞である。愛という気持ちは愛という行動の結果にすぎない。だから奥さんをあいしなさい。奥さんに奉仕をしなさい。彼女の話を聴いてあげなさい。感情を理解してあげなさい。感謝を表しなさい。奥さんを肯定しなさい。そうしてみては、いかがですか」

 ぼくはこれまで「愛」は感情であって、なくなってしまえば終わり、いつかは消えてなくなってしまうものなんだと思っていた。

 倦怠期に陥って、好きだったり、嫌いだったり、彼女のことを考えない時間が増えていった。

 結局、一時的な「恋」に過ぎなかったんだと、別れを切り出した。

 でも、それは大きな間違いだった。

 「愛がなくなった」んじゃない。「愛をしてなかった」んだ。

「恋人」になる前は必死になって追いかけたのに。ラインのつたないやり取りも、一つ一つがうれしかったのに。

 当たり前だなんて、決して思ってはいけないんだ。

 行動しなくちゃ「愛」はできない。

与えられることばかりを待ってて、だんだんとなにもプレゼントしなくなってた。

 1年前の今日に戻って、今、彼女の手をにぎって「ありがとう」と愛を伝えれば、愛をすれば、彼女の大切さに気づけるはずだよって。


「愛」は動詞。今日の日記にそう書こう。

 
3月7日は失恋記念日





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