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大切なのは「なりたいな」と思うより「いつなるか」ということ。=まずやってみること=

いつかは自分も起業してみたいと考えるとき、「いつかは」を具体的に「いつ」としておかないと人は動かない。それはプロのクリエイターもそう。
一番行動できる燃料は何ですか?と尋ねると、多くのプロが「直近の締め切り」と答えるでしょう。

「明日で良い」大好物の言葉です。

先ずやってみる。やってみないと何故できないのかが分からない。
延々と触ったことの無い機会の説明書を読むようなものです。そんなもの、どんな読解力があっても理解できません。どんなに起業セミナーを受けても、先ず「いつ」を決めなくてはなりません。


-アイデアを出す-
脳も筋力と同じでトレーニングすることが大事です。
クリエイターは脳をアスリートのように鍛えます。
ちなみに僕の場合は毎朝早くに起きて『キャッチコピー』と『広告デザイン』をひとつSNSに投稿するようにしています。

時間制限があります。妻が起きてくるまでに、紅茶を淹れ自分の身支度は済ませ、妻を会社まで送ります。それまでに仕上げなくてはなりません。毎朝が時間との闘いです。
平日は毎朝です。アスリートが毎朝汗を流すように、クリエイターは毎朝冷や汗を流します。

その後も、自分が見聞きするもの全てを言語化することは大事にしています。
天気が良ければ、その光景を誰かに伝えるつもりで「言葉」にします。
天気が悪ければ、その時の気分を言語化します。
どんな気持ちなのか、ラジオ番組をやっているとして、いまの情景をどうリスナーに説明するのか?
もちろん、最初から上手にできる人なんていません。

そこで、慣れるまでは自分の考えは全てブレインストーミングのように反論厳禁にしなくてはなりません。そうしないと、意見の出ない会議のように静まり返った状態になります。脳内を会議室に例えたらどんな事も言える環境にすることがCREATEの第一歩です。

キャッチコピーは「誰に伝えるか?」ここが重要です。
魅力を誰にどう伝えるか?
メルセデスベンツのCクラスのキャンペーンでは、当初いかに優れた車であることを伝えようと性能データばかりの言葉が並びました。
それら言葉はまるで「自慢話」です。誰の気持ちにも届きません。

もう一つの大切な事を忘れていたのです。
ベンツの中でも値段が安いということです。
「いちばん新しいのはターゲットだ」
つまり、超贅沢な車というイメージのベンツが「手が届く」値段であることを打ち出したコピーになりました。サラリーマンの心には届きました。

例えば化粧品を買う時に、ファンデーションでも成分のことを延々と語られても購入意欲は湧きませんよね。それを一言「モテるフェイスへ」とすると「なるほど」ってなりますよね。購入層は誰か?そこが大切です。
iPodが最初に出た時のプレゼンも有名でしたね。長々と性能を説明されるより「ポケットに1000曲」これで十分なんですよね。

僕はCREATEする時にはパソコンかiPadを使いますが、このiPadも「魔法の板」というシンプルなコピーが僕に刺さりました。
「iPadを使っているクリエイターってカッコいいな」そんなシンプルな気持ちから使い始めました。それが今や職業になっています。
「どうやってなりましたか?」「先ず『やります』と言いました」これはシンプルですが、これが本当の流れです。

今でも知らないことは多いです。でも、iPhoneの機能と同じでやりながら身に着くものです。どんなに説明を聞いても、実際に触ってみるのがもっともはやいように、実際にやってみる。それがもっとも近道です。

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僕のような高卒の未経験者が広告ブランディング会社のCEOになることも「やってみた」からです。


演出家・クリエイティブプロデューサー 篠原有利(ゆーりママ)
1971年1月福岡県生まれ。
俳優、演出家としてさまざま演劇や映像作品に関わり、マーケティングを実践することで独自のスキルを開拓。現在『Studio ELAN』のCEOとして多くの企業の広告プロジェクトやクリエイティブプロデュース、世界観演出を手掛ける一方で起業のサポートを行う。
『あなたの【味方】でありつづける、人に特化した演出家』

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