らしく生きるために
会社で嫌なことがあって、我慢するしかない事は多々あると思います。
それも程度の問題です。どうしても辛くて仕方ない時まで自分を押し殺すことはありません。自分の人生を選択するのは自分しかないのですから。
そうした選択のひとつとして、転職という行動はあると思います。
転職と簡単に言ってもそれができないことも多くあります。
その理由の1つは生活のこと。次の職が決まっていないと長い間収入のない不安な日々を過ごすことになります。
また、最近は、辞めさせてくれない会社がとても多いです。
企業側からすると、働き手の極端な不足で社員の確保が困難になっています。昔のように募集をかければ列をなして面接にくるなんて時代ではありません。そして、情報のスピードが速く、SNSなどでハラスメントの投稿などがあると、拡散されてより働き手から避けられます。
そのような中で、働き手からすると、時には数々のハラスメントに慣れてしまい、委縮してやり過ごしながら防御することもあります。
「いつか」報われる。「いつか」脱出できる。
「いつか」っていつ?
それを決められるのは世界にただ一人、あなただけです。
あなたは、もうとても頑張っていると思います。こんなタイトルの記事を読んでいるくらいにしっかりと考えているのだと思います。
周りは簡単に自分の価値観を突きつけてきます。
「こうすればいい」「努力しろ」「もう少し頑張れ」「夢をめざせ」
そこに「自分」はいますか?
私は以前、猛烈な営業会社にいました。
毎週の月曜日の朝礼は、謎の宗教に洗脳するように社訓を大声で叫び、成績の良い人を称賛する。また命令通りに動かないのは「役立たず」の烙印を押されて恫喝の対象になります。叱責の範疇を遥かに超えている恫喝の嵐に、邪悪なボキャブラリーの多さに戦慄したものです。
「そんな職場、辞めたらいいじゃん」
外にいる人は簡単に言います。「そんな恫喝を録音してさ。労基に訴えたら?」それが出来るかどうかは別です。
背中にパラシュート背負ってんだから飛び降りたら?と言われているのと同じです。実際は凄まじい恐怖です。自宅は特定されていますし、あり得ないほどの着信と留守電の数。
そんな人のための選択肢の一つとして『退職代行』という業種が必要とされています。
「やめる時くらい直接言え」「そんなもの使う人は気持ちがない」などという声がありますが、そうまでして辞めたいという気持ちを理解できる人はいないのでしょうか。
私はよくビジネスとは恋愛と同じだと言っています。
「別れたい」と思っていても、暴力で引き留める相手に「直接言え」は酷です。代行を頼むのも身を守る一つの方法です。そこまで嫌われているのだから理解してほしいものです。
日記、ダイエット、夢・・・に向かってやってきたこと。それらに対して「自分は中途半端だった」という負い目に付け込まれたこともあります。
「君は、中途半端にして逃げ出す。」
逃げ出すことは戦略的にとても有効な手立てです。撤退する判断が出来るのは英雄です。
「耐えていればいつかは・・」
それでやってくるのは「耐えつづけている明日」です。明日を変えるためには今日を変えないといけません。同じレシピで違う料理ができないように、今日を変えないと明日は変わりません。
使えるものは使った方が良い。頼れるものは頼った方が良い。それは弱いからではありません。ちゃんと考えたからです。
余裕がないと、道は一本にしか見えません。視界が奪われているのです。
実は視界を拡げると、たくさんの枝分かれしている道があります。その進む方向は全然別です。それをあなたは自由に選べるのです。
その「選ぶ」ことがあなたのやるべきことです。
退職代行を使って仕事を辞め、あなたは「あなたの人生」を選択することができます。それもありなのです。
退職代行に関するエピソード
退職代行に乗り込んでくる社長もいると話を聴いたことがあります。
社長に乗り込まれた退職代行の人はこう言い返すと聴きました。
「私たちはあなたを救ったのです」
この社長が、ちゃんと向き合わなくてはならないのが「自分はフラれたのだから反省して良い男になる行程を歩むことです」
そのままハラスメントを続けていたら、いずれ訴えられ、社会的により大変なことになったと思います。今のうちに自分を振り返るチャンスをもらったと考えることがベストだと思います。
社長も働き手を失うと、自社の運営が滞ります。
それを救うのが人材派遣会社なのかもしれません。
今回のエピソードを取材させていただいた人材派遣会社様のご紹介
人財派遣のi O
あなたの理想のライフスタイルを、キャリアを創造し、あなたに寄り添える日本で唯一の【人財】派遣会社です。
自分を活かせる仕事に就きたいと想うあなたの味方です。
あなたの理想を聴かせてください。
株式会社iOは、人材をただの働き手としてではなく、人財として会社を発展させるための貴重なスペシャリストとして派遣します。
派遣先の経営者としっかりした対話を重ね、現場の諸問題を一緒に考える。
その現場に何を成すべきかを考え、提案する。
先ずは対話を出来る環境を創る。
例えば「辞めます」と言えない環境だと言う事は、現場で問題が生じても「事実を言えない」ことがあり、それは後々に大事故へと発展します。
恐怖は隠蔽しか生みません。
それを対話をできる環境を提案する。それがiOの理想とする職場です。
職場の駒としての人材ではなく、環境を良くする人財として派遣します。
iOは、条件だけで募集をしていません。Instagramなどを駆使して、志や意識を全面にだして募集をしています。
そのことで、キチンと自分らしく社会の為に役立つことを願う人が集まります。
また、Facebookでは自分たちの理念を言語化して、理想的な社会づくりを目指して意思表示をしています。
こうした取り組みをする企業、行動する個人の両者が相まって「自分らしい」生き方ができる社会が生まれていくのだと思います。