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食材の選び方〜調味料編(1)油について

みなさん調味料ってどうやって選んでいますか?
こどものために安心安全なものを選んであげたいですよね。
でも高価なものや手に入りづらいものはちょっと。。。なんて思ったりもしがちです。
できるだけスーパーなどの量販店にも普通に売っていて我が家でも使っている高価過ぎないものをおススメしていこうと思います。
こちらのサイト内で使用している調味料についても一部ご紹介します。

サラダ油って体に良くないの?


サラダ油については諸説ありますが取りすぎると生活習慣病を引き起こす恐れがあると一般的には言われているようです。
サラダ油に含まれるオメガ6脂肪酸のリノール酸を200℃前後に加熱すると『ヒドロキシノネナール』という毒素が発生し、これが脳内神経の死をもたらし、アルツハイマー型認知症を引き起こすと言われています。

サラダ油とひとことに言っても原材料は様々です。
綿実・紅花・大豆・菜種・ひまわり・ぶどう・米・ごま・とうもろこし等その製品によってどれが使われてるかはまちまちです。
比較的リノール酸が少なめなのが菜種(キャノーラ)・ごま・米などの油です。
キャノーラ油は菜種なので良さげに思いますが、ほぼ外国産の遺伝子組み換え原材料が使われているので、安全かどうかはまだ検証段階のようです。

じゃあ何を選べばいいの!?

外食の時は使用する油までは選べません。
家ごはんを食べる時くらいは少しでも安心安全な油を使いたいものです。
遺伝子組み換え食品が心配な方は現在日本では遺伝子組み換えの原料は栽培されていないようですので原材料がすべて国産のものを選べば安心です。

ではオリーブオイルはどうでしょうか?
オリーブオイルは健康油の象徴のように言われていますよね。
最高品質のエキストラバージンオリーブオイルには、オレイン酸(オメガ9)やポリフェノール類が油脂の中では多く含まれており、体の老化に繋がる酸化を防ぎます。

ただ安価で流通しているものに関しては、「エキストラバージンオリーブオイル」とうたっていてもサラダ油が混ぜられていたりする(偽装品)ものが多いことも事実のようです。
高ければ本物の高品質なものなのかといえばそうでもなく、酸化を防ぐ遮光ビンや缶に入っているもので信頼できる製品を選ぶといいそう。
我が家もオリーブオイルは好きなので、出来るだけ信頼できそうなもので好みの味のものを選んで使っています。

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炒めもの用の油脂は?

このサイト内では料理に合わせてオリーブオイル・ごま油・太白ごま油・バターを使用していることが多いです。
太白ごま油は焙煎していない胡麻を使ったごま油で、普通のごま油は茶色ですがサラダ油と同じような色をした油です。
ごまの香りもほぼないのでサラダ油と同様に使えます。
このサイト内で材料に特に指定なく「油」と書かれている場合は太白ごま油を使用していますが、他の油を使用しても美味しく作ることができます。

揚げ物の時はどうする?

揚げ物はたくさん油を使うのであまり高価なものだと続かないですよね。
我が家では火にかけても酸化しづらい油である太白ごま油と米油を組み合わせて使っています。
米油は米ぬかからとれる油です。
ビタミンE含有量が多いためとても酸化しづらい油で、揚げ物での油の劣化も少ないので複数回利用するのに向いている油です。
太白ごま油と同じく匂いやクセがなく、カラッと揚がるのでとても使いやすい油です。(油の抽出方法での危険性が心配な方は、圧縮しぼり製法の米油を選ぶと安心です。)
このサイト内の材料で特に指定なく「揚げ油」と記載がある場合は太白ごま油か米油のどちらか、もしくは両方を組み合わせて使用していますが、他の油を使用しても美味しく作ることができます。

いろんな油を試してお気に入りを見つけよう!


ここに紹介したのはほんの一例で、他にもココナッツオイルや亜麻仁オイル・えごま油など体にいいと言われている油はたくさんあります。
我が家でもドレッシングなど非加熱のものには亜麻仁オイルやえごま油を使うこともあります。
皆さんもぜひ色々試してみて好みの味を見つけてみてください。


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