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例文を覚えるために例文に触れる

1つの例文を覚えるために多くの例文に触れる

英文法の学習に例文暗記が有効であることと、その方法についてはこのnoteですでに述べています。特に暗記の方法はくわしくご紹介しております。

例文を分析するときに、辞書や文法書を丹念に読み込むことになります。その際に辞書や文法書にある例文にも目を向けることになります。これらの例文を「主教材」の例文集と同等に扱って徹底的に反復をやれとは言いません(もちろんやればやったなりの成果が出ます)。しかし、しっかりと受けとめる必要はあります。

辞書の例文であれば、何度か声に出して読んでみましょう。電子辞書であれば例文の音源を再生してみましょう。軽くシャドーイングやリテンションをするのもよいでしょう。文法書の場合は音源つきであっても、音源は紙の本とは別のところに格納していることが多いので、これはこれで別に活用すればよいでしょう。それよりも、文法書の場合は文法解説に沿って例文を分析してみることを勧めます。もちろん文法書でも音読してみるとよいでしょう。

文法書の解説を読み、それで文法書の例文を分析したら、その分析を例文集の例文にも適用してみます。それで与えられた日本文の意味とほぼ同じ意味が英文から得られるかどうか確認するのです。辞書の場合は辞書の意味・用法が例文集の例文にも現れているかを確認します。英英辞典などで例文が長めの場合は自分で英文のしくみと意味が把握できないものもあるかもしれません。そうした場合は信頼できる先生に質問して解決するとよいでしょう。

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