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仕事とお金の関係性について初心に帰って見つめ直してみた

モルディブで出会った
タクシードライバーによって
お金の稼ぎ方というかいただき方について
再定義したいと思ったので
会話のやり取りを書きながら
考えをまとめようと思います

マーレとフルマーレはモルディブで
唯一繋がっている島同士で
タクシーかバスかフェリーが移動手段としてあります
今回のタイトルになったドライバーとは
僕がマーレからフルマーレに戻る際に
出会いました

ここからはやり取りした内容です
僕、ドライバー以下「ド」
僕「すいません、マーレに帰りたいのですが、
  その前に島を一周してから戻ることは可能ですか?」
ド「いいですよ、ただ金額は高くなるけどいい?」
僕「大丈夫です、いくら?」
ド「150ルフィアでどうかな?」
僕「OK!じゃあお願いします!」
~移動中~
僕としてはグルっと回って終わりかと思ったのですが
ビックリするくらい優しい人で
建物や名所を一つ一つ丁寧に説明してくれて
しかも写真撮ってたら、わざわざ撮影ポイントに
移動してくれて待ってくれたりして
とてもよくしてくれました
そしてマーレに戻る途中でダメ元で追加でお願いしました

僕「もし問題なければ追加で支払うので
  マーレも回りながら紹介してくれますか?」
ド「構わないよ!でも金額に関してはさっき俺は
  納得して提示したから、それ以上は上げないよ」
僕「それは申し訳ないんで、言ってください」
ド「じゃあこうしよう。
  君が満足した気持ち分を乗っける感じでどうだ?」
僕「OK!ありがとう!」
ド「俺としてはお金は問題じゃないんだ。
  俺の仕事によってお客さんが喜んでくれることが一番だし
  金額以上に喜んでもらえたら嬉しいんだ」
僕「いい考え方ですね!」
ド「金ってのは支払う人が気持ちよく
  払ってもらわなきゃ意味がないからな」

このあと島を周ってもらってから
ホテルに送ってもらって
僕は提示された額の倍をお渡ししました

正直ぼったくろうとするタクシードライバーは
東南アジアを始め、多くの途上国では
よくある話なのですが
仕事に対する満足度=支払いと考えている人とは
今まで出会ったことがなかったので
正直姿勢に対して感動しました
同時に金額設定ばかり先行して
サービスのレベルを考えない人達は
考えを改めるべきだなと感じました

満足度(仕事、サービスなど)=対価(支払い、給料など)

この考えを今一度見直して
ビジネスをするのが大切だなと感じましたし
最近は価格の相場ばかりを意識する傾向が
サービスや人材業界にはありますが
そうではなく
仕事のレベルが金額に見合うものなのかを
考えて業務すべきですし
給料を追うのではなく
仕事ができるから
「ぜひこの給料で働いてくれませんか?」
と提示してもらえる人間にならなければいけないなと
改めて思いました

自分の価値やサービスを高めることで差別化ができ、付加価値となり
高価格帯に設定でき、高給をいただくことができる

僕はこの旅の中で特にマーレのタクシードライバーを通じて
お金を稼ぐこと、ビジネスについて改めて考えることができて
実に素晴らしい考え方を持った人に出会えたことに感謝しました

お金の価値、モノの価値、時間の価値を意識して日々を過ごし
生きているかどうかは人生で最も大事な要素だと思うのですが
これがなかなかできていない人が多いと思います

後悔をしない生き方、過ごし方をすることはなかなか大変難しいです
今一度「自分の人生の歩み方はこれで本当にいいのか?」を考え
“どういう仕事をしたいのか”
“この金額で仕事をすることは見合っているのか”
“果たしてこのモノにお金を使うことに価値はあるのか”
について考えてみるのをオススメします

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