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大学3年の恋愛ってこんな感じだ-番外編

そもそも私の恋愛は、いつも自分が本物の馬鹿になるばかりであったと思う。

うぅ。小学生のころの話をするのは気恥ずかしくて仕方ないのだけど、あの頃は、Kがずっと好きだった。

サッカーが上手くて、勉強もできて、特に理科が得意で、かっこかわいい人。

学年でも1番のイケメンだったんじゃないかな。

小耳に挟んだ男子の会話で、「一番イケメンなのはKじゃね?」ってなってたくらいだし、転校してすぐの子もKが好きだって言ってたくらいだから。

昔は恋だって思ってたけど、彼とどうなるのかとか考えたことはなくて、むしろたまに話しかけられることとか、席替えに命かけてたから、今考えたら「推し」の位置づけにあったのかもしれない。

結局、Kは他の子と付き合い、高校に上がるころには別れていたらしい。

その後、本当にたまたま塾で再開したのだけど(見かけた程度)、なんか当時のかわかっこいい感じもなく、なんか闇ってた。

…なんかあったんだろうか。

それで、中学校のときにもFという「推し」はいた。

別の中学校の人なんだけど、そのひとも、かわかっこいい感じ。

肌は白いし髪の毛は茶色めでふわふわで。

まーーー当時はこじらせてたね。

だって推しを前にすると、めちゃめちゃドキドキするんだもの。

異常なくらい周りが見えなくなって、彼のことしか考えなくなる。

こっちを見てほしいし、合宿とかで合えるときは受験よりもそっちのことを考えてた。

高校もたまたま同じだったけど、実際、あんまりいい噂は聞かない人だった。

双子の姉に何回もあいつはやめなって止めてもらってたのに、あの時は「私が彼を変えるから!」とか。

…笑うこともできない。

時は少し戻って、中学時代はそれと同時に、普通に仲良くしてたRさんという男子もいた。

これは男友達という感じ。

頭は自分と同じくらいで、テニス部っていう共通点もあって。

顔は、高校生クイズに出てた東兄弟にそっくり。

ただ、これは本当にただの友達だったなぁ。

2人でどこかに出かけたわけでもないし。

成人式で久しぶりに再会したら、キノコになってた。髪の毛茶色かった。

勢いで金髪にしたらしいけど、似合わな過ぎて友達から猛反対をくらったらしい。

うん、確かに似合ってなかった。

大学に入ったころ、2次会で、2人きりでお話しもしてみた。

バイトの話とか、一人暮らしはどうしてるか、とか。

まぁそれ以上でも以下でもなかった。

どちらから踏み入ることもなく。

これからも、友達でありそう。

そう思うと、今の人はなんにせよ動かない私を動かしてくれた人ともいえる。

ただ、かなりわがままなのだけど、少し待っててほしい。

そういっているうちに、もし他の女性が現れたら?

どうだろう…あまりもやっとする、というよりかは、へーー自分以外にも気の合う人っているんだーくらい。

…これをなんというのかは分からんが。

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