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【尾鷲サウナ製作PJ】 プロジェクト経緯編〜なぜサウナなの?〜

気づけば12月になってしまいましたね。
温暖な気候の尾鷲も肌寒くなり、冬服の準備を着々と進めているところです。

さて、今日はサウナ製作PJの中身を少しご紹介したいと思います。
先日なぜこのPJが立ち上がったかについてはこちらの記事で紹介させていただきました。尾鷲の基幹産業である発電所の撤退により尾鷲一丸となって次の産業を創出しよう!尾鷲の魅力を打ち出して多くの人に来てもらおう!
強い意志のもとPJが発足しています。

今日のテーマは「サウナ」。なぜポスト発電所がサウナなの?というところについて少し紹介したいと思います。
きっかけはとある若者の一声。


尾鷲のこと考えていると「尾鷲ヒノキ」というブランド材があって、それにミネラル分豊富な「海洋深層水」を絡めればめちゃくちゃいいサウナが作れるんだと思うんですよね。知ってます?都市部ではサウナは爆発的な人気なんですよ!!

サウナは"おじさんが集う場所"というイメージが強かったですが、どうやら今は若者がサウナに集結しているらしい。そしてそこで思考を深めたり、友人と作戦会議をしたりと、なんとも不思議な使い方をしているみたいですね。このnoteでもサウナと検索するとたくさんの記事が出ていますし、なんとも書いている人の熱量がすごい!!!それだけサウナというものが人を魅了しているということです。

さて、先の話に戻りますが、サウナにはサウナに用いる木材、水風呂に用いる水、外気浴に適した気候と景色が重要なのですが、尾鷲にはそれに適した材料が揃ってるのではないか、これを活かしてサウナを作るのは面白そう!!材料について紹介しますね。

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【尾鷲ヒノキ】
尾鷲の急峻な地形と日本有数の多雨により、年輪が緻密で、油分が多く、また香りが強いことが特徴のヒノキで、農林水産省の日本農業遺産第一号に認定されています。伊勢志摩サミットの円卓にも尾鷲ヒノキが採用されました。
【海洋深層水】
海洋深層水とは水質が安定する水深200m以上の海水のことで、豊富なミネラルを含むことが特徴です。飲んでもよし、触れてもよし、ということで飲料水や化粧品などにも活用されています。山と同様、海も急峻な地形が続き、比較的海岸から近い場所で取水できるということで尾鷲で行われています。
【尾鷲の風景】
尾鷲の風景についてはこれまでの記事でも少し紹介させていただきましたが、山と海が同時に見られることが特徴。また、船運が主流だった時代には江戸と大阪を結ぶ拠点でもあり、海に向かって街が作られている、つまり船を前提とした都市基盤が色濃く残っていることが面白いです。特に須賀利地区なんかは近年まで船でしかアクセスできないという地区で今でも漁村の姿を綺麗に残しています。自然の雄大さと趣のある生活が感じられる風景は人の心を落ち着かせるひとつの要素だと思います。

それぞれの要素については別の記事でもっと詳しく紹介しますね!
さて、問題なのはこれらの要素を掛け合わせてサウナを作ると果たして良いものになるのか、都市部のサウナーの人にとって魅力的なものになっているのか。これはしっかり意識して作っていきたいです。

ほかでは味わえない新たな「ととのい」が感じられるものにしたい。単純に組み立てるのではなく、サウナーの方々が望みつつ、尾鷲でしか表現できないものをつくる。

これをしっかり頭に入れてPJをはじめて、いまでもまさにそういった観点からアイデア出し、検証を繰り返し行なっています。


サウナーのみなさんからのご意見もお待ちしております^^
またその内容については少しづつ明らかにしていきたいと思います!

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