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【尾鷲式サウナ】試作品製作に向けた設計

「木を浴びる」という感覚を体現するプライベートサウナ。今後あらゆる実験を進める上での試作品の製作がいよいよ行われていきます!
こちらではその模様を各フェーズに分けてご紹介します。

これはどうでも良いですが、「試作品」「実証モデル」「モックアップ」「プロトタイプ」どの表現が一番良いのでしょうね。メンバーと話していてわかったのですが、業界によってそのニュアンスは少しずつ違う見たいです。

プライベートサウナの設計をします
〜プライベートサウナの理想な構造・大きさは???〜

出発点はここからです。「木を浴びる」ことが十分に体感できる広さがあることは大前提。そのうえで理想な構造、大きなを探ってみました。

結果からいいますと、2m×3mの直方体で、前室(更衣室)(2m×1m)とサウナ室(2m×2m)の二つの用途で仕切る構造としました。
「木を浴びる」というのは今後尾鷲式サウナを製作する上で全体を通したコンセプトになるのですが、ことプライベートサウナに関してて

語らい

語らい

を裏テーマに持ってきたいと考えています。
ぼくらはサウナに行く時はどちらかというと友人を誘ってグループで行きます。そこで頭が整理された状態でお互いの近況報告や悩みの相談など、居酒屋での飲みニケーションとは異なるより深い話ができる、そういうことができる場としてサウナを捉えたりもしているんですね。

若者にとっての新たな語らいの場

そんな裏テーマをこのプライベートサウナには持たせたいと思っています。
ということで、サウナ室2m×2mという大きさは絶妙にそのコンパクト性と、グループ利用に適したサイズなんじゃないかと思っています。4人はゆうに入れますね!
もちろんお一人での利用にも十分な大きさです。

さて、この大枠を決めるととにかくスピードは早い!
今回は試作品なのであらゆる実証を前提に"まずは作ってみよう"というニュアンスが強いです。
メンバーで大きさの確認をすると、木工士と林業メンバー(製材・木材加工)が具体的な工法から逆算してすべての手続きを洗い出し。
今回の試作品の設計図が出来上がりました!

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プライベートサウナの設計書の完成。今回は試作品のため"組み立てのしやすさ"がコツですね。この図面を見て皆さんイメージできますか??
不動産に関わっていたぼくからしても、見慣れない用語が多々ありますが、木材の当たり前を早く理解できるように勉強します!

ちなみに今回の試作品の木材積算書がこちら!

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2m×3mの枠組みだけでもこれだけど木材を要します。製材では木の内側外側でそれぞれの用途があるので一概には言えませんが、これを切り出すのにはおよそ20本もの尾鷲ヒノキを使うんです!思ったより多いですよね!
早く加工された材を見てみたいですね!

さて、今後はこの図面に沿って木材の加工が控えています。
その模様は次の記事でご紹介しますね!

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