見出し画像

僕と音楽

過去に


僕がどれだけ野球が好きかの記事を書いたが


野球くらい音楽が好きだ


好きと言っても



知る人ぞ知る、
みたいなアーティストはそんなに知らないし


音楽というもののルーツにも詳しくない


クラシックがどうとか
ジャズがどうとかは分からないし


音楽の教科書に出てくるようなお話に


前のめりになるほどの興味はなくて



とはいえ、


バンドが好きだから、


フォークが好きだから、


それを紹介します!


ということでもなくて


とにかく「音楽」というものが好きで、


僕にとっての音楽を記しておきたい


まずもって僕は


特定のアーティストへの強い愛もあるけれど


嫌いな音楽がなく
どんなアーティストにもアレルギーがないことが



音楽好きたる所以 ということだと思う



このジャンル苦手なんだよな〜とか


これしか聴かない!とかがなく


どのジャンルだって聴く


そらライブに行くくらい好きな特定のアーティストより詳しくはないけど



JPOPにも

歌謡曲にも

洋楽にも

演歌にも

アイドルにも

クラシックにだって


自分の好きな曲くらいある、ボレロとか、さ


ジャズだって



高校時代、
サックス奏者と付き合っていたことがあるくらいだから嫌いなわけがない


BLUE GIANTだって映画館で観たしね。


だから、好きと言わせてくれ



かと言っていわゆるミーハーではないつもりで


初めて出会ったアーティストの曲を聴く時


アルバムをきちんと順番で聴いたり、


そのアーティストのルーツを調べることが好きだったりする


(生い立ちやどんなアーティストの影響を受けたとかを調べて、出演しているライブやフェスを見てアチィ!と思ったりする)


この幅広く、ちょっとだけ深い
"好き"のなり方の強みは、


誰とでも合わせられる ところだ


人と仲良くなろうとする時、


好きな音楽や、アーティストを聞くことが多い

(あとは好きな食べ物。
メシのnoteもいつか書きたいくらい、思うところがある)



それぞれアーティストには


この歌好きって言っておけば


ファンに「分かってるやん」
って思われる曲が必ずと言っていいほどある


僕自身が造詣が深いMr.Childrenで言えば


くるみ とか


その"分かってるやん曲"がピンとこなかったら


「あなたがそのアーティストの中で


一番大切にしている曲はなに?」と聞く。



これがミソだ。


音楽好きな方なら分かると思うが



好きなアーティストの

一番好きな曲というのは選べないことが多い


だが、「大切にしている曲」と聞くと


その人と、そのアーティスト(の曲)にまつわる
思い出を聞けることが多い


それが最高にいいのだ


回答が「しんどい時に救われた曲なんだ」


でいいのだ


僕自身が音楽という話題なしでも



今日までどんな人生だったん?を聞くのが好きで
人に興味がありすぎるから


音楽の話もできる上に、人生の話も聞ける、



これは至高なのだ。


で、


僕が思う 音楽のいいところは

この場合、歌とするが


一曲一曲に作り手の感情が乗っていて、


それが受け手にバレバレなところだ


バレバレであることが人に評価されるのもいい


個人的に


歌詞というのは



経験したこと


でしか書けないと思っていて


とはいえ歌詞を書くその人が


全て経験したことではなくて


その人が経験したことから考えられる想像だったり


他人から聞いたことや、自分が見たことに


全て基づいていると思っている


うわぁ、めっちゃいい歌詞やん…


なんでそんな歌詞書けるんだ…
というのは


つまり

人生でどんな経験したん…?
おもろ、話聞かせてや…!


に僕の中では変換されている


だから他は、他は!?


となって他の曲も追うことも楽しくなる


これが僕の音楽への沼り方、なんだろう。


そして音楽の共感性がたまらなく好きだ


例えば僕自身、
フジファブリックというアーティストが好きで
よく聴くのだが


言いようのない感情を


よくぞ言葉にしてくれた



そして、これは歌詞だけでなく



よくぞこんなメロディにしてくれたとも思う


秋のちょっと冷たい風と



金木犀の匂いがする感じ、


開放的な夏が終わって、


ちょっと上着を一枚着て、防御力が上がって


楽しかったことを思い出しながら散歩する、


そんな
あのときの言いようのない感情を


歌詞という言語化どころかメロディでも


表現できていることに感動するし


お笑いでいう"あるある"は


みんなが実は思っていたことを


言葉にしてくれた気持ちよさがあって



思ってたけど言語化できなかった



(そうそう!よくぞ言った!)が面白いんだと思う



音楽も似ているように感じていて


僕の好きなアーティストでしか表現できないけど


失恋ソングに対して、これ俺の恋…?


って思うくらい共感することがある
Mr.ChildrenのOverとか


挫折した時、もうだめだ…


ってところを甘いぞって言われることもあるし
MOROHAの三文銭とか



音楽もお笑いも、


言葉にできてなかったことを


代弁者として言ってくれているから


人に支持されていると思う


さらには音楽はお笑いとは違い


落ち込める共感もあるから



自分だけじゃないんだと



救われている人がすごく多いと思う


それでいうと
街でイヤホンをつけている人が好きだったりする


聴いてるのはラジオとかかもしれないけど


音楽を聴いている人が好きだ


その耳元でなにか背中を押されたり、


救われたりしてる人がいる"こと"が好きだ



全然関係ないけど

たまに梅田とか歩いてて、


ものすごい人混みなのに


ほぼ全員に帰る家があることこわ!と思う



例えば


全員家に帰らなきゃいけない事態になったときに



ほとんどの人間を建物の中に収納できることが



規模デカすぎてこわっ!と思う



まあ、ちょっとズレましたけど



全員に家があるように、



全員に物語があって、


それぞれに家があるのは怖いけど


その物語に、それぞれ主題歌があることが


すごくいいなあ、と思う



AKB48の「前しか向かねえ」で救われた人がいるかもしれないのが嬉しい



光GENJIの「パラダイス銀河」の歌詞


"大人は見えないしゃかりきコロンブス
夢の島までは探せない~"


に人生を重ねている人がいるかもしれないのが嬉しい



人生で初めて買ったCDが



氣志團の「One night carnival」の人が
いるかもしれないのが嬉しい



ちなみにこれは僕
(中日の井端選手の入場曲だったから買ってもらった)


僕が今日もあらゆるジャンルの曲が好きでいれるのは



そういうことだ


この記事が参加している募集

#私のストレス解消法

11,283件

最強芸人までの道をどうか見届けていただけたらと思います。