番外編:「スコットランドヤード」
今回は実体験を元にエッセイを書きたくなったので、番外編として投稿させていただきます。
イギリス版JR尼崎駅ことロンドンのハブステーションロンドンパディントン駅でのことである。
待合のベンチがたくさん並んでいるエリアで男が大声で叫んでいた。
私はロンドンという街には不似合いな炊き込みご飯弁当を頬張っていた。
私は赤い公園を爆音で聞きながら、Aマッソ加納愛子著の「イルカも泳ぐわい」を読んでいたので、そんなに大声は気にならなかったのだが、周りの空気がピリついたことで、その男が迷