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49歳、最終面接に挑む

昨日、ようやく最終面接を受けた。就活を始めて約1ヶ月。今週は昨日と、あと金曜日にも最終面接がある。まさに、ヤマ場である。

それほど緊張はしていなかったけれど、念のため、自己PRと志望動機、自分の長所と短所はiPhoneのメモ帳に保存した内容を何度も復唱してきちんと空で唱えられるようにした。不測の事態に備えて早めに家を出て、面接の場所である本社の近くの喫茶店でモーニングを食べることにした。モーニングを食べながらホームページをチェックする。

面接は専務による役員面接だった。僕より若い。まあ、この年だし、そりゃそうだわな。しかし、小さい会社だし、この年で専務ということは社長の息子かもしれない。
「せっかくの機会なので、質問とかあればお答えしますよ」
まさかの、逆質問!これは、想定していなかった。一瞬、頭が真っ白になるが、「ありません!」と言ったら、会社に興味がないと思われてしまう。
「企画の仕事について、もう少し詳しく教えてください」
とりあえず、何事もなかったかのように質問して切り抜ける。繋げなければ、なんとかこの後も繋げなければ。結局、志望動機や自己PRを聞かれることはなく、こちらからの質問攻めで終わってしまった。あとで調べてわかったことだが、逆質問は最終面接の定番らしい。逆質問で、その会社への興味や関心を探る狙いがあるようだ。詰めが甘かった。

こりゃ、金曜日の面接に備えて下調べをしなければと思い、ネットで面接のことを調べてみた。金曜日の面接は社長面接と聞いているので、「中途 社長面接 逆質問」というキーワードで調べてみるが、読めば読むほどわからなくなる。当然、マイナスイメージになるようなことは言わないほうがいいのだけれど、嘘をついて実際に働いてみたら出来なかったというようなことがないようにとも書かれている。どうすりゃいいの?

金曜日に面接を受ける会社は、自分が興味のある商材を扱っていて、これまでの経験も活かせる。小手先の面接対策はせずに、自分の思いとできることを話そう。気になるのは、声が出ないこと、年齢、それだけだ。これが大きいんだけど。

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