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リスフラン関節

足部のリスフラン関節についてまとめます。




リスフラン関節

関節構造と運動軸

リスフラン関節は、
・楔状骨と立方骨の遠位関節面
・中足骨近位関節面
で構成されています。

第1リスフラン関節
運動軸は、前額面上で内外側方向かつ水平面上で前外側方向へ走行します。この運動軸まわりに底屈・外がえし(回内)、背屈・内がえし(回外)運動を生じます。

第3リスフラン関節
運動軸は前額面上で内外側方向に走行します。この軸まわりに底背屈運動を生じます。

第5リスフラン関節
運動軸は、前額面上で内外側方向かつ水平面上で前内側方向へ走行します。この運動軸まわりに底屈・内がえし・背屈・外がえし運動を生じます。

前足部を背屈ー底屈・また回内(背屈・外がえし・外転)一回外(底屈・内が
えし・内転)させた場合、第1-3リスフラン関節と比較し、第4-5リスフラン関節の可動姓は大きいそうです。
また、第1中足骨を背屈、内転させた際の距舟関節・楔舟関節・第1リスフラン関節の可動性を比べると、楔舟関節と第1リスフラン関節の底背屈可動域が大きく、第1リスフラン関節は内転可動域も大きいそうです。


リスフラン関節は、個人的に内側縦アーチをイメージします。
潰れていれば扁平足となっていきますね。可動性も比較的大きい可能性もありますが、アーチ機能としての固定性も必要だと思います。扁平足などにどのようにアプローチしていくべきか考えていきたいですね。

ではでは


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