褒めてやらねば人は動かじ
「褒めてやらねば人は動かじ」
「させてみせ」から、その結果や成果を褒めて人を動かしていく、という流れですね。
褒めることの重要性
褒めることのメリットは、以下の文献で紹介されていました。
・ほめることは努力を呼び起こす
・ほめることは自己価値観と自己愛を高める
・ほめることは愛の間接表現
・賞賛は叱責を激減させる
褒めること自体には、多くのメリットがありそうですね。
しかし褒める時に重要だと思うことは
・良好な人間関係を築けている相手か
・褒めることだけを行なっていないか
だと思います。
尊敬している人に褒められることは、とても嬉しいことです。
逆に、嫌いな人に褒められても…ですよね。
また、何をしても褒める人に褒められてもなんか嬉しくありませんし、ちゃんと自分のことを見てくれているのか疑問に思います。
何事もさじ加減ですね。
Z世代と褒め方
最近よく聞くZ世代ですが、一般的には1990年代後半から2010年ぐらいに生まれた世代のことを言うそうです。
そうなると一応自分もギリギリZ世代ですね。
まだ若いって意味で捉えてますが…
よくZ世代は関わり方が難しいという話を聞きます。
ネットで見てみると
承認欲求が強い
というワードが、よく出てきます。誰かに褒められたり認められたりすることへの欲求が強いということですね。
SNSなどに投稿をしていいねをもらうことが身近にある環境です。逆に職場などでいいねがもらえないことにどこかで違和感が出るのかもしれません。
個人的には
ちょっと褒めてを繰り返しながら時々ちゃんと言う
みたいなバランスを意識しています。
ノースカロライナ大学のバーバラ・フレドリクソン教授の研究には、
ポジティブ感情とネガティブ感情の黄金比は、3:1以上の割合であると自己成長につながり幸福感が高まるということが分かっています。
ネガティブは単純に心に残りやすいため、意図的に褒めていくことが重要そうですね。
褒める対象としては、結果もそうですが結果までの過程を褒めることも重要だと思います。
褒めるのも叱るのも塩梅が重要だと思います。
少し意識して褒めてみてはいかがでしょうか。
ではでは
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