半月板損傷修復後のリハとスポーツ復帰
半月板損傷もアスリートの方には多く起こる怪我です。よく、他の組織(前十字靭帯等)の損傷に併存して起こることも多い印象です。
今回は、単独損傷に対し修復術後のリハについてまとめました。
参考文献
半月板損傷修復後とリハ
荷重および可動域制限
半月板の損傷にも多くの種類があり、その種類により荷重時や関節の動きでのストレスが変わってくるそうです。
よって、それらの損傷の状態や手術の方法などで、プロトコルが変わってくるかと思いますが、一般的には、術後は荷重および可動域には制限が設けられます。
最近では術後早期から荷重を促すことも多いそうです。
しかし、これらは前述した通り、損傷の状態により大きく変化します。
必ず主治医に確認をとりましょう。
論文内では損傷の大きさで可動域の制限を設けているものが紹介されていました。
個人的にはだいたい4週くらいは荷重の制限があり、完全屈曲の許可は1ヶ月以上すぎてからっていうイメージがあります。
スポーツ復帰
スポーツ復帰の時期に関しては、今回の文献内で4~6ヶ月後と示されています。
こちらも、プロトコルの進みや状態に合わせる必要があります。また、接触のあるスポーツなどは慎重に判断する必要があるでしょう。
術後のプロトコルやスポーツ復帰などに関する有用な研究があまりないのでしょうか。
統一されたプロトコルはなかなか導入されにくいと思いますが、一般的な復帰の時期などを知っておくことは、患者様への説明にも使えますね。
ではでは
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