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性格の悪い自己紹介

高校時代に部員100名以上の強豪校に入学し2年連続で甲子園に出場した。その内一度は準優勝をした。4000校以上が出場し12万人以上が参加し。12万人中、18人だけが最後の決勝の舞台に立てるのだ。社会人では業界シェアNo1・業界売上高No1の企業で個人販売実績で全国1位になった。従業員数3万人中の1人だ。その後ヘッドハンティングを受け年俸の良い会社に移籍し、そこでも全国最優秀営業賞を2度受賞し、現在は管理職となりコンサルティングに勤しんでいる。

「錯覚資産」

この言葉をご存知でしょうか。「人の評価は錯覚によって勘違されている」ということです。なるほどインチキの事か!と思いますが、そうでもありません。自己紹介に間違いは一つもありません。ただ都合の良い部分にスポットライトが充てられた文書をあなたが錯覚したのです。

強豪校の戦い方

部員100名の野球部に所属していましたが、甲子園に出場したのは1年と2年のときで3年生になって、監督が退職し急速にチームは弱体化。残ったのは強豪校の名前だけ。そんな

「狼の皮を被った羊」状態

「ソフトバンクのユニフォームを着た草野球チーム」状態

「顔怖いのにスイーツが好きな真壁刀義」状態でした

実力が拮抗した2チーム。強豪校っぽいチームと無名のチームが戦うと!最初は緊張感のある展開ですが、少しでも、強豪が打つと「あーやっぱりダメだ」「あーやっぱり強い」と一挙手一投足に反応して、必ず自滅していきます。彼らは強豪校のユニホームに負けたのです。

「つまらないものですが」

もし、あなたが本を書いて、出版するとなったとき。そのタイトルに「つまらない」と書きますか?めいっぱい背伸びをして、多くの人に手に取って読んでもらえるような、興味を惹くタイトルにしませんか?つまらない物とタイトルを付けて良いのは、ハムかジュースの詰め合わせにだけです。なんにでも自慢すればいいわけでは、ないですが!本当の実力を伸ばす事が、必ずしも適正な評価を受ける訳ではないという事です。本当の実力とは?適正な評価とは?本当に存在するのは錯覚資産かもしれません。