【CTOインタビュー】高級動産のグローバルデータベースプラットフォームの創造を目指して
自己紹介とCTOのお仕事について教えてください。
──自己紹介をお願いします。
CTOの後藤です。アワバリューに入社したのは2021年10月です。新卒の時、半導体商社でFAE(Field Application Engineer)をしていました。その後IT業界に移り、独立系SIerでエンジニアとして8年半働きました。多重下請け構造の開発業界において、直受け案件が9割という特徴的な会社でした。クライアントと要件定義をしながら、技術的な部分で社内メンバーと切磋琢磨しながら、ものづくりに取り組み、上流から下流まで一通り経験しました。
その後は、リクルートグループでキャリア向けサービスの開発ディレクションを担当しました。ビジネスサイドで企画メンバーと話し合いながらサービスに機能実装していくことも経験しました。
その後、2020年に終活関連のITサービスを提供する株式会社鎌倉新書に入社し、新規事業立ち上げの部署に配属、その時の上司がアワバリューの代表である荒津でした。
新規事業立ち上げに時に必要なウェブサイトのプロデューサーとして、開発と合わせてマーケティングに関する知識を習得しました。
当時から荒津のスピード感は半端なく、「荒津さんの元でならビジネスを学べる」と確信し、サービス検討段階からジョインして、1年ほどかけて開発までこぎつけました。そして、自分で生み出したサービスを、誰かに渡したくない、自分で育てていきたいという思いから、鎌倉新書を退職し、アワバリューにジョインしました。
──CTOの役割を教えてください。
今は開発からサービス企画、マーケティング業務、社内システム周りまで、幅広い業務を担当しています。
例えば、一括査定サービスのSEO戦略を練りながらライターと方向性を詰めたり、ラグジュアリーフリマサービス「PREMIER VALUE」のWEB広告のチューニング、新たな施策検討・実施、要件検討・エンジニア側のマネジメント、インスタライブの企画・運営、エンジニアやWEBマーケター・ディレクターの採用活動で面談や面接を行ったり、現在のエンジニアメンバーの育成にも取り組んでいます。
エンジニアが所属するテクノロジー部門はどんな組織ですか?
──メンバー構成を教えてください。
現在は、正社員が2名、業務委託が2名です。4人とも20代で、リードエンジニア、フルスタックエンジニア x 2、ブロックチェーンエンジニアという構成で、データエンジニアとインターンエンジニアも近々参画予定です。
サービス拡大に伴って、今後もエンジニア採用は強化していく予定ですが、
今できることから、枠を広げていきたいと考えている人、フルスタックエンジニアを目指したいという人を募集しています。
──開発環境の特長を教えてください。
大きく3つあります。
ビジネスサイドと開発サイドの関係性が対等
事業会社では、ビジネスサイドと開発サイドの力関係が対等でないために、エンジニアが思うようにサービス開発が進まないというケースがあります。
例えば、PREMIER VALUEアプリは、テクノロジー部門が主体でサービス運営をしています。私自身が、プロダクトマネージャーを務め、事業の数字も持っているため自分たちが作りたいサービスを実現できています。
最新の言語を取り入れたサービス開発
私たちは、常にユーザーのUXを高めたいと思って開発に取り組んでいます。その一方でエンジニアが開発する上で、ワクワクするような言語・システム環境で開発したいと考えており、PREMIER VALUEの個人間取引サービスもその考えのもとで開発選定してスタートしました。
スマホのアプリケーションはFlutter、サーバーサイドはTypeScript&サーバレス構成、管理画面にはVue.jsやNuxt.jsを使っています。
私の知り合いづてで集まってくれたエンジニアのだれもFlutter開発やサーバレス構成は未経験でしたが、折角開発するならみんなが楽しめてスキルアップできるような環境にしようと即断即決でした(笑)
まだまだ取り組むべきテーマがたくさんある
これから、まだまだ取り組みたいことがたくさんあります。例えば、サービスに機械学習を使ってパーソナライズされたレコメンドや、二次流通市場の実績や相場データを元にした機能開発など。また、この業界はまだまだITによる生産性向上の余地が多分にあり、テクノロジーを使って、この業界を変革したいと考えています。今は、目の前のところからサービスを広げていますが、中長期に目標を掲げ、そこに向けたテクノロジーの構想・設計を今まさに行なっているところです。
一方、研究開発の取り組みも行なっており、ブランド価値を高めるためにメタバースやブロックチェーン領域でのサービス開発にも着手しています。
高級動産のグローバルデータベースプラットフォームの創造を目指して
私たちは、高級動産を専門に扱う一括査定サービスや個人間取引サービスを提供していますが、グローバルフランチャイズ展開も視野にいれています。世界中の高級時計やブランドバッグ、ジュエリーの取引リードデータを蓄積し、世界初の動産二次流通データプラットフォームを創造するという事業戦略を描いています。
私たちが考えるグローバルデータベースのプラットフォーム構想にジョインしていただき、世界一のサービスを目指して圧倒的なスピード感で共に働いてくれる仲間を募集しています。
こんなエンジニアを募集しています
技術に貪欲であること、成長のための努力を惜しまないこと
ユーザー視点でものづくりに挑めること
凝り固まっておらず柔軟であること
当社では、現時点での技術力以上に、成長可能性や成長意欲を重視しています。エンジニア見習いとしてスタートして半年で活躍しているエンジニアもいます。
▼参考記事
エンジニア見習いとして入ったIさんが、たった半年で頼られるエンジニアに!!
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