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ウェルビーイングに向かうには~めっちゃ勉強になる作業療法の世界(2)~

ご縁があって作業療法のお話を聞いています。今日は幸せについて。

ダイバーシティ&インクルージョンを個人の視点で考えるとき、しばしば出てくるのがウェルビーイングです。幸せな状態、自分のままでいられる良好な状態を指します。

リハビリという言葉の語源はラテン語。リ(re)は”再び”、ハビリ(habilis)は”人間らしい状態”や”本来の姿”を意味しています。すなわち、 再び人間らしく生きられるように、本来の姿で生活できるようにするのがリハビリ。

では、その人の人間らしい状態、本来の姿とはなんでしょう。

お弁当屋さんをしていた人が、以前同様に上手に卵焼きを作れる状態。
ゴルフが好きな人が、またクラブを持って楽しめる状態。

脳卒中などで麻痺が残っていたとしても、その人がその人らしくいられる状態に向かっていくことがリハビリなんですね。

ハビリは、ウェルビーイングと同義語なのだと思います。

もうひとつ勉強しました。幸せを感じるのと、活動量は相関関係があるそうです。主体的行動要因=自ら意思決定してやろうとする積極的行動が幸福を構成している要素だそうです。

前野隆司先生の幸福学でも「やってみよう因子」が幸福の4因子の最初にあります。

ウェルビーイングには、主体的な行動が欠かせない。人生100年、働き続けるためには主体的キャリアが欠かせない。VUCA時代に対応するには自分で考えることが欠かせない。

どこで働くにも求められることですね。


今日の内容はこちらで学べます。


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