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友人からのテキストとアホおかん

今日、仕事を終えて帰ろうかと思っていた時に、フィラデルフィアにいる  カナダ人の友人からテキストが入って来た。
          

                               「ニューヨークの様子はどう?」

コロナのことを聞いてきているのだ。今朝、お隣りの州ペンシルベニア州でも感染者が出始めたという話を聞いた矢先だった。
          

               「人はかなり減っているけど、とりあえずは混乱はない。」

と答えると、すぐさま
      

                   「私は今晩か、明日カナダに戻ろうと思っている。」

という返事が返って来た。
           

                    「そっちはどうなの?大変なことになっているの?」

と聞くと、
           

「ううん、今はまだ大丈夫。ただ国境が閉鎖されたりしたらカナダにしばらく戻れなくなる可能性もあるから。ウイルスは正直怖くない。でも…」

おかんは返信して、
           

        「ああ、その可能性はあるね。」

(忘れていたけど、おかんは4月上旬にカナダに少し戻ることになっているのだった。)

そうしたら彼女は

「ウイルスは全然怖くない。怖いのは人間よ。暴動がおこって街から出られなくなったら困るから。また連絡するね。気を付けてね。」

ああ、そうかあ。そういうことか。米国では暴動というものが起きることがあるのだ。記憶に新しいのは、ハリケーンなんとかが来た時に暴動・略奪が発生したのをニュースで見た覚えがある。

そして、彼女の住んでいるフィラデルフィアは、治安はニューヨークに比べて格段に良くなく、彼女の住んでいるコンドミニアムはフィラデルフィアでもいいエリアなのだが、この2年ですでに数回銃の発砲を聞いており、そのうち1回は夏でバルコニーで子供と涼んでいたら、発砲音が聞こえたので、びっくりしてみてみると、目で確認できる範囲のところで男性が血を流して倒れていたのを目撃したこともある。そういった経験から彼女は今回のコロナで、トイレットペーパーや水などがスーパーから無くなってきているのを見て、もしかしたら暴動になるかもしれない可能性もあると予想しているのだ。おかんの子供より小さな子供がいて、高齢の両親がカナダにいる彼女が何故こういった判断をしたのかわからないでもない。

そして、姉からラインが来た。ニューヨークは大丈夫なのか、と。もともと心配性の姉なので、こちらからコロナの様子を聞くのは控えてきたが、ネットのニュースでニューヨークのことを見て心配して連絡をくれたようだ。 日本はどうなの?と聞くと、買い物に行くとトイレットペーパーなどがないのを見てやはり不安になるらしい。震災を乗り越えてきたから、怖いものはないでしょ、と話すと、そうだね。といってくれたのでちょっと安心。

そうこうしているうちに、ちょっとしたことで②と衝突。同じことを繰り返し言っているのに、②が守っていないということで、おかんは怒ってしまった。感情の波に乗れず、のまれてしまった。正しさより優しさ、おかんは正しさを振り回してしまい、優しさがなかった。😰。そして結果、②を責めることになってしまい、彼女ははふてくされて寝てしまった。そもそも、同じことを何度も繰り返しいうという事態、そうしなくてもいいのではないか?それが原因で、将来彼女につらいことにあったとしても、それは彼女が選んだ人生、そこで初めて気づき、学ぶのではないか? そしてよくよく考えてみると、おかん自身だって今まで何回、いや何億回、感情の波にのまれまくって、そして優しさゼロの正しさ振りかざしババアになっているかわからない。今日は2歩どころか、100歩ぐらい下がってしまった感じがする。 小百合、反省・・・・・・。

        大反省して、布団かぶって寝ます。

         (小百合なので屁はこきません。)

 

ニューヨークあるある・40

たった今、トランプ大統領がイギリスを除いたヨーロッパからのアメリカへの入国禁止を発表。



あと何億回でも見る必要あり。👇👇👇👇👇



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