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新しいことに挑戦してみたい高校生へ STEPコラボPart2

※こちらの記事は、一般社団法人ことばのYouTubeチャンネル「ことばのじかん」で公開されているものを文字起こししてお届けしています。

※こちらの記事はPart2です。Part1から続けて読みたい方はちらからご覧ください。

6.高校受験での挫折

かなたさん
みなさん、お待たせいたしました!ここから進路の話になっていきます(笑)高校の受験ですね、高校受験。その当時、受験が始まる前に「かなた=リーダー」っていう良い感じの、、、まあ、完璧という印象を持ってもらってめちゃくちゃ嬉しかったんですよ。それが結構受験にも影響してましたね。自分は行きたい高校があったんですけど、偏差値60前半くらいの自分にとっては上の、ちょっとレベル高いかなくらいの高校に行きたかったんです。結構国際色豊かなところで行きたくて、、、で、勉強してたんですけど、周りからプレッシャーっていうか「かなたなら行けるよ!」「かなたなら大丈夫でしょ」みたいなのが多かったんですね。それでみんなが言うから、自分もそう思っていて。勉強ももちろん頑張っていたし、「俺行けんじゃん?」「絶対行けるっしょ」って思ってましたね。なんで、私立も一応国際系の高校に決めてはいたけど、全然行く気がなくて。親も二人とも公立の高校に行ってたんで、「落ちるってなかなかないんじゃない?」「どうせ公立に行くでしょ」と家族の中でもまとまって公立に向けた勉強を進めていました。
で、まあ、このフラグのような話をしているとみなさん大体わかってくると思うんですけど、、、落ちるんですね(笑)いや、衝撃的でした、あの時。ほんとに忘れられない(笑) 当時は、今じゃ考えられないかもしれないですけど、校門に看板があって番号が書いてあるみたいな、、、それをお母さんと一緒に見に行って、見て、、、「えっ?」みたいな(笑)ないんですよね、ほんとに衝撃的でした(笑) なかなかない経験だなと思って。その高校は前期しか募集してなかったので、自分は他の高校を選ぶことができず、そのまま私立に行きました。当時のことはすごく覚えてますね。その、落ちたっていうので、すごい家が騒がしくなって、、、というのも、私立の入学金を収めなくちゃいけない期日がめちゃくちゃ迫ってて(笑)

なるほど、お金の問題で、、、

かなたさん
そうそう、「どうやってお金集めよう?」みたいな(笑) おばあちゃんに電話したりして、ほんとに悪いことしたのかな、やっちゃったな、みたいな印象があります(笑)
結局、私立の国際系の高校に行くことになりました。自分がその時思っていたのは、「別に、悪くないかな?」みたいな、受験に落ちちゃったことはすごく悲しかったんですけど、別に高校で落ちぶれることはないかな、と思ってて。小学校の頃から英会話をやってたので、高校ではうまくいくだろう!これだけ経験があったら英語のコースに行っても大丈夫でしょ!っていう自信が自分なりにあったので、その気持ちで行ったんですね。

英語のコースっていうのがあったんですか?

かなたさん
そうなんですよ。普通科と英語科があって、自分はその英語科の方に入学した形でした。いやー、人生うまくいかないもんですね(笑) いやほんとに、ここまで聞いてると結構ね、波がある人生だと思うんですよ。自信があったけど受験に落ちて自信がなくなって、でも英語があるから大丈夫でしょっていう自信があって、それで高校入学すると。

今は波の上、自信がある状態ですね、、、?(笑)

かなたさん
今は上です。さあみなさん、落ちますよ?(笑) 落ちますよと(笑)

7.英会話について

かなたさん
ちょっと、高校の話に入る前に、中学時代について振り返っていきたいんですけども。英語を習っていたけど、注目してほしいこととして、全然英語はしゃべれなかったんですよ。テストとか、英語の点数はめちゃめちゃ高いけど、別に英語が喋れる訳じゃないよっていう、、、英会話教室行ってる人あるあるなのかな。週1回の授業じゃなかなかしゃべれるようになるには難しいのかなって思いましたね。英会話は頻度が大事で、週1回1日だけの勉強時間じゃなくて、1日30分でいいから毎日やるとか、そういうのが結構大事だなと思いますね。もしこれを見ている子どもに英会話を習わせたい親御さんがいらっしゃったら参考にしていただければなと思います。

8.高校での挫折

かなたさん
ここまで結構早めのテンポで話してきたんですけど、高校は濃密なのでゆっくり話していきたいなと思ってます。

え?中学の時も結構濃密でしたけど?(笑) さらに濃密!?(笑)

かなたさん
あれ、濃密でした?(笑) いろいろな思い出があるので、どれ話していいかわからないんですよね(笑) じゃあ、続き行きますね(笑)
その、英語の自信をもったまま高校入学っていうところから入っていきます。で、最初に思ったのが、、、絶望を感じました(笑) 入った瞬間ですね。高校に入学する前に、レベル分けテストみたいなのがあって。40人くらいをレベルが高い人・低い人の2クラスに分けて授業をするためのものですね。英語の科目もいくつもあって合計で英語の授業は週13時間くらいあるんですよ。書き・読み・話す・聞くを繰り返すよ、みたいな。

ほんとにずっと英語に触れますね。。。

かなたさん
ずっとやってます(笑) たぶん、みなさんの地域にも国際系の高校とかあると思うんですけど、結構ガチガチにやってる、みなさんが思っている以上にガチでやってるんで、実際通うと話せるようになります!
で、レベル分けテストを受けて「まあ、自分は上のクラスに行けるでしょ」と思ってたんですけど、結果見たら全部下のクラスで(笑) おいおいおい、、、え、、、?みたいな、ほんとに衝撃的でした(笑) なんでかっていうと、ほとんどのクラスメイトが英語を喋れたり、帰国子女とか海外の方とか。自分はまじで普通の人だったので、英語が喋れないのにできる人で来ちゃったんですよ。そこがネックで、この喋れる喋れないの差がついた状態から高校生活がスタートするんですね。

結構、、、やられません?精神的に、、、

かなたさん
いやー、やられました。ほんとに思い出すだけで辛かったですね。総括するとすごく楽しい高校生活だったんですけど、最初の1年の前期とか学校に行きたくない時期もありましたね。授業も先生全員ネイティブの方で、しゃべれないってなるとむなしい気持ちになってきて、それこそ1人で海外に葬られた感じ。いやーほんとに、高校生活は英語との人生なので、ここからどうなるか楽しみにしてください!(笑)

9.乗り越え方

かなたさん


まずはやっぱり、英語の勉強を始めました。何を始めたかというと、やっぱりここでも手を挙げることを始めたんですね。学生に向けて質問が来るんですよ、「○%×$☆♭#▲!※(英語)」ん-、わかんねぇな、、、言ってみっか!みたいな

すごいな、、、!(笑)

かなたさん
みんなも挙げてるんですよ、やっぱり国際系の感じ。みんなも手を挙げてるからここは逆にあげないのはだめだと思って、とりあえず挙手しておくんですよ。指されなくてもいいから挙げてみようと思って。でもそうすると、手を挙げることの責任感というか、理解するためにしっかり聞かないと、予習復習しないとなって思ったり、手を挙げるって意識するだけで変わることってめちゃくちゃあるんだなって。挙手することで気持ちが変わったんです。そこに助けられたってのがありますね。

主体的に取り組んだのが良かったんですか?

かなたさん
そうですね、とりあえずやってみるのが大事かなと思いました。よく怖いなぁと感じたりとかもあったんですけど、やっぱりそこは人と違うことをやんなきゃいけないぞ、絶対に手を挙げる!っていう気持ちでやってました。そこだけは誰にも譲らない、誰よりも早く挙げるっていうのを意識して、やっていたので、そこが影響して英語の勉強を家でやったりとか授業後に質問したりとか自分から英語に、「英会話」に向き合うことができました!

なるほど!!

かなたさん
そうですね、ここでちょっとずつ調子が上がってきて…
というのも、うちの高校って半期に一回クラス替えがあったんですけど、クラス分けでは全部上のクラスに行ったんです!すごいなあと思って。もうめちゃくちゃ嬉しくて、やっと俺が英語に追いついてきたか!みたいな。まあそれで、調子がだんだん上がってきて…まあ、上がってくると下がるんですね(笑) またジェットコースターですね(笑)

10.英検について

かなたさん
で、今度の下がりは何かっていうと…英検ですね。英検2級が自分にとっては人生のターニングポイントというか、すごい思い出なんです。あの、結論から言うと、4回受験しました(笑)

結構受けましたね(笑)

かなたさん
結構受けました(笑) なんでかっていうと、1年生前期で一回普通に落ちまして、2年の後期の調子が上がってきたときにもう1回受けたらちょっとの差で落ちたんですよ。まあ、2回落ちるくらいなら許容範囲だなと思って、次がんばろうって思って…3回目受けたら、残り2点か4点かみたいな落ち方をしましたね。そのときに、やっぱり手を挙げてるだけじゃだめだなって気づいたんです。学校で勉強しているだけじゃダメなんだ、英検の勉強をしようって勉強の方法を変えていきました。今までやっていたのって、単語を羅列したり文章を書いたりして覚えることが多かったんですけど、それやってても意味ないな、読み書きはいつもやってるからどうしたらいいんだろうって思ったときに、リスニングの勉強法が確立されてないことに気付いたんです。気付いたはいいんですけど、どうしよっかな~…って思って。画面の前の皆さんにお聞きしたい!リスニングの勉強ってどうしてますか?(笑) これ、めちゃめちゃ難しいと思います。例えばドラマ見てるだけでも聞く力はつくんですけど、聞いて自分の中に落とし込んで答えるっていうのが難しいんですよね。聞き流すだけならいけるけど、これは英会話の勉強だな~と。じゃあ、英検の勉強って何だろうって思ったときに、聞いた単語を落とし込んで答えるために使えるようにならなきゃいけないなって思って…それで何をしたかっていうと、YouTubeを活用しました。洋楽を取り扱うチャンネルで、曲に合わせて英語の歌詞と日本語訳の字幕が同時に流れてくるチャンネルがあって、それと一緒に歌うことを始めました。

えー!面白い!!

かなたさん
面白いですよね!これってまず、自分が英語を歌う(話す)ことで発音が矯正されます。歌に合わせて歌ってるので、自分の間違った発音とかも直しながらその発音がわかる。で、英語の歌詞の下に日本語訳があるので、わからない英単語もすぐわかるんです。あとスラングとかも載っているんで英会話にも使えるみたいな。あとはやっぱり、続けやすいですね。クリック一個でできたり、ちょっと紙一重なんですけど、自分の誘惑と紙一重なんで。誘惑を感じたら流される前にすぐ始めればいいし、すぐ休憩もできるし…みたいな。いちいち開かなくても携帯とかパソコン見ながらとかでやれるんで、すごくおすすめの勉強方法!それこそ英会話の勉強にもなるし、英検の勉強にも、インプットしながらアウトプットができてすごくいい勉強法なのかなって…みなさん、ぜひやってみてください!!

結構、趣味にも繋がりますね!音楽だから、自分の好きなことにも繋げられて…今すぐできそうですね!

かなたさん
今すぐできそう(笑) そんな勉強もあって、やっと4回目を受けたときに、合格点よりも大幅に点数を伸ばして合格することができました!ありがとうございます(笑)
さあ、調子が上がってきましたね。(笑) ここから、またもうワンランク上がっていくんですけども…結論から言うと、高校で生徒会長をやりました。

11.生徒会長をして思ったこと

かなたさん
高校で生徒会長をやった理由としては、シンプルにやってみたかったっていうのがあって。自分のこれまでを振り返ってみると、何か安全なものがあったり担保されていると自分のパフォーマンスを発揮できるなって思ってて。例えば、今までであれば中学校でやってた生徒会とか部長とかっていうのは失敗しても許されるじゃないですか。義務教育という担保があるし、別に天候とかも絶対ないし、チャレンジして自分のパフォーマンスを発揮することで「かなたってこういう人だよね」っていうのが確立されてて。大学に行ったときにすべて自己責任って言われるじゃないですか。それって安全や担保がないというか、失敗したときに受け入れ先がないっていうのを感じてめっちゃ怖いなって思ったんですよ。そのときに、自分を助けてくれるのは自分の経験とか知識なんだなって思って、高校の最後に、自分の知識、将来の知識のために生徒会長をやってみよう!って思いで立候補しました。振り返ったときに、生徒会長から何を得たっていうのは…すごい、答えづらいんですけど、やったことに意味があるのかなって思いますね。大学生になって自己分析っていうのをすることになって、自分の今までやってきたこと、なんでこれをやってきたのか、なんでこれで感動したのか、なんでこれで悲しいのか、っていうのを分析して就活に繋げましょう!っていう儀式が(笑) 儀式があるんですけど、経験はそれの一要因になることになります。なんで生徒会長をやったんだろう?とか、なんで生徒会長の時にこれを嬉しい・悲しいって思ったのか?とか、そういう分析の要因になるんで、とりあえずやってみるっていうのはめちゃめちゃ大きいです。なんでとりあえずやることができたんだろう?って分析方法もありますし、なんでやめちゃったんだろう?って分析方法もあります。一回考えることってすごく大事で、嫌ならやめてるし、なんで嫌になったのかも分析になるので、今を見ることも大事なんですけど、俺たちが生きていくのは将来なので、未来のことも考えつつ生きていきたいってみなさん思ってると思うので、とりあえずやってみる!あとから何かついてくる、良いことがついてくるかもしれないので、目先に良いことがなくてもとりあえずやってみる!っていうのはすごく大事だなって思いました。

行動する前って、どうしても言い訳はすぐ見つかっちゃうんですよね(笑)

かなたさん
でもそれってみんな一緒なんで、誰が一歩踏み出すか、誰が違う道を踏み出すかっていうのはすごい重要なのかなって…自分が言うのもなんですけど思いました。

12.個性を出す大切さ

かなたさん
ここまで話してきて裏話があって、手を挙げるだととか

「人と違うことをする」

ってずっと言ってきたと思うんですけど、こういうことをすると大抵変な目で見られます(笑)
いやー、ほんとに…だって想像してくださいよ、クラスの人でめっちゃこんな人🙋いたら変な人って思うでしょ(笑) まあ、自分もそう思われていたような気がしてて、中学校の時これ🙋やってて、結局モテてはいたんですけど…友達とかクラスメイトとか近い人には変な目で見られてましたね(笑) なんで、こんなこいつ頑張ってんだ?(笑)みたいな。
でも、それは当たり前だと思ってください!(笑) 

中途半端にやるのが一番良くない!

覚悟があって他人と違うことをして、その変な目で見られたりとか、怖いのはめっちゃわかります。でも、高校生とか大学生になるにつれてなくなってきます。みんな大人になるから。
しかも今ってそういう時代じゃないですか、個性が許される時代。マイノリティが許される時代っていうのも今なので、本当に今は手を挙げやすい時代。自分のことをもっと出せる時代なのかなと思うので、今これを聞いている中学生、小学生のみなさん、もっと、自分はこういう人間なんだっていうのは出していい!誰も責めない!と思うし、大学とか高校行ったらなおさらみんな大人になっているので、全然出しちゃっていいです。僕が保証します(笑)

私、結構手とか挙げられない…今でも挙げられないタイプなので、すごい…心に刺さりました(笑)

かなたさん
いや、ほんとにそうですね(笑) でもやっぱり、モテたい!(笑) 自信をつけたいっていうので手を挙げていたので、俺は恋愛が要因だったんですけど…(笑) 要因はもちろん何でもいいんですけども、自分を変えるための努力っていうのをやってもいいんじゃないかなっていうのは思いました。間違ってない。自分を変える努力をするっていうのは間違いじゃないかなって思いました。

次回のミライのアンテナ
いよいよ大学入試へ!
またしても立ちはだかる英検の壁!?かなたさんが考える一般と推薦の違いは?かなたさんが視聴者へ送るメッセージとは?
Part3のnoteはこちらから

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