見出し画像

個性ある普遍を体験してみた。

今回は、「体験するために宿泊したい」と思い予約をしたホテルについてその感想と「体験にお金と時間を払う」という観点について書いていきます。


そのホテルとは、 HOTEL SHE, OSAKA https://www.hotelsheosaka.com

経営者のSNS(Twitterかな)を見て、「なんだここは!行ってみたい、泊まりたい、泊まるという体験がしたい!!!」と思ったのがきっかけ。


とにかくまぁおしゃれだし、コンセプトが強い

「好きでいてくれる人はいくらでもいてくれたら良い、好きじゃないひとは距離を置いてくれたら良い。過干渉はしません。」みたいな強い芯のあるホテルである。

画像1

泊まった部屋の全貌を撮っていないのが私らしいんだけど、ルームキーは持って帰りたくなるくらいかっこいいし、部屋の照明が心を落ち着かせてくれる明るさ。明るすぎないけれど、PCをいじいじしても気にならないくらいには明るさがある。ムードも出るのでスタイリッシュにお誘いができそう。


そして何よりめっちゃいいのがコレ。

画像2

レコードプレーヤーが全室にある。セレクトされたvinyl2枚が部屋にはあって、加えてフロントで借りてくることも出来る。

画像3

めっちゃチルだ…

ホテルのどこで過ごしていても、宿泊者の時間を「チル」にしようとしてくる。

部屋然りロビー然り中庭然り。

私は一泊しかしなかったけれど、こんなの連泊したくなる。

部屋のお風呂は清潔感あるユニットバス。ユニットバスとは言っても狭さは感じないしバスタブが広い!という感じで開放的だった。

備え付けのアメニティ、使い捨てのアメニティが、HOTEL SHE, オリジナルになる日が来るような気もした。


大阪に泊まった次の日、今日のHOTEL SHE,にも行った。ここへは宿泊しに行ったのではなく、アイスクリームとクラフトコーラを求めてカフェ利用しに行った。

画像5

コーラ可愛いいいい!!!

美味しかった。

カフェ利用は、PCを使える場所を求めていた側面もあった。

座席の下にコンセントがある(大阪のはそうだったから…)と分かっていたので、課題をしつつHOTEL SHE,の世界観を味わいに行った。

画像4

はい、激エモ内装です。

京都もおしゃれで洗練されてて、ワクワクが止まらなかった。でもどこか落ち着く空間。

そんな一見相反することがらを併せ持たせてしまっている。


だけど、京都のホテルは大阪のそれとは異なっていた。

大阪のがしゃれた実家だとすると、京都はおしゃれなお兄さんの一人暮らしの家。みたいな。

空間の感じが少し異なっていて、チルを与えてくれることに変わりはないし、どちらに行ってもチルできるんだけど、少しずつ違う。空間に個性がある。新しいホテルに行くたびにワクワクがあるし何度訪れても他のところと比較して楽しいし、最終的には自分が一番好きな空間を見つけられる。

「ホテルへ行くこと」を旅行の目的にし得るホテルグループである。

ただ、ランドリーやキッチン、共有スペースにコンセントがたっぷりと付いてるところなど共通点も沢山ある。これは、泊まる人が安心できる点だと思う。一度系列のホテルに泊まっていれば、他のところでも勝手がわかる。どんなものを持って行ったらいいか、旅行の準備がめちゃくちゃ楽になる。すごくありがたいこれ。

個性と普遍という2大テーマを達成してくれる宿泊施設の面白み。

今回私はそんな面白みを体験したくて泊まりに行った

こういうシリーズみたいな、ある種のチェーンが広がっていったら面白いなぁと思う。

マクドナルド化とディズニー化する各種業界から一定距離を置いて展開するL&Gの今後にこれからも注目したいなぁと思います。


自分が体験して色々なことを感じることにお金を払うってイイぞ!自分の経験値を高めていくことにコストをかけることは全然無駄遣いじゃない。

旅行の「贅沢」をもっと身近に、「プチ贅沢」よりも有意義に、そんな提案をされた気がした体験であった。


画像6




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?