ドリンク50種類の糖分。「角砂糖」何個ぶん・・・？地道に数えてみた！
ハイライト
・炭酸飲料は圧倒的・・・！と思いきやそれに匹敵するジュースがある。
・透明なのに味付きのヤツは、全然無害じゃないみたい。
・糖分量を知るとスポーツドリンクが使い分けできる。ってかVAAMスゲー！■ドリンク50種類の糖分は、”角砂糖”何個ぶん？
Sugar Stacks：http://www.sugarstacks.com/より引用
こんな画像、見たことありませんか？
「コーラ1本に、これだけの角砂糖が入ってるんですよー！」っていう例の画像です。いやいや、コーラとか飲まないし・・・（笑）って思っている方も多いと思うんですが、私たちの身の回りのドリンクって、結構砂糖がたくさん入ってるんですよ。ここまでは誰でも知ってますよね。
タピオカミルクティーが高カロリーってのは結構知ってる人も多いと思うんですが、紅茶とかカフェオレ、コーヒーに至るまで、私たちの身の回りのソフトドリンクって思ったより多くの砂糖が入ってるんです。
僕も、「いうても紅茶は大丈夫っしょ！」「コーヒーは±ゼロでしょ！」とか思ってたんですよ。でも、角砂糖の写真みると、どんどん不安に・・・。
でも、不安になっても問題は解決しませんよね。わからないから不安なんです。なら、調べればいいじゃない。
と、いうことで今回は、
『清涼飲料水50種類の糖分は、「角砂糖」何個ぶん？』
徹底的に調べてみました！
コーラなどの炭酸飲料、カフェオレから微糖コーヒー、紅茶からお茶などあらゆるジャンルを網羅したリストが出来上がりました。。。調べる時間は数時間以上。でも、アナタは数分で全てを把握することができます。さぁ、ご覧あれ。
■まずはエントリー基準の紹介から。
東洋経済が2017年に公表している（たぶん最新）情報を参考に、清涼飲料水の中から、最も頻繁に飲むであろうドリンクを選び出しました。
この表は、2Lと500mLなど、同じ商品のボトル違いが混在しています。でも、これらの糖分量はカンタンな掛け算で分かるもの。そんなものを並べて50種類！な～んて、調べ物を舐めてます。
Amazon売上上位など、さまざまな情報源を駆使し、”別々の商品”を”50種類”しっかり選び出しました。
さらに、メーカーホームページの糖分量を参考にすることで、糖分量をできる限り正確に計算しています。（角砂糖＝4gで計算）
*メーカーHP上で、糖分を”未測定”としているキリンの製品などはラベルや炭水化物量から判断しています。
それではさっそく見ていきましょう！！
■それ、角砂糖何個分・・・？ 一覧表で見てみよう。
あとでジャンルごとに分けて紹介するので、どんな清涼飲料水がエントリーしてるのかな～？？と見てもらったらOKです。
砂糖アイコン1つ＝角砂糖1個と対応しています。
なんとなく、炭酸飲料はイメージ通りかなりヤバそうかな・・・？とわかりますが、さすがに見難いですね。
まずは、ワースト10から抜き出して見てみましょう。
■ワースト10をご紹介。炭酸飲料はすごいけど...
ボトル1本分に含まれる砂糖を多い順に並べたのがコチラ
砂糖アイコン1つ＝角砂糖1個と対応してます。
炭酸系飲料の圧倒的強さが伺えますね・・・。
70%が炭酸飲料です。ランクインしなかったのは1本あたりの量が少ないオロナミンC、リポビタンD、レッドブルだけ。
さて、次に気になるのがカルピスウォーターですね。カルピスは炭酸飲料でないのにも関わらず、”第2位”にランクイン。500mLに角砂糖14.3個分の砂糖が入ってます。
ダイエット中に常飲してたら、ほぼおしまいレベルの強さです。カルピスウォーターなんてむしろヘルシー感あるのに、これはひどい。
おなじく炭酸飲料ではないのにも関わらずランクインしているのがなっちゃん。第8位です。なっちゃん（500mL）がスタバのフラペチーノ（トールサイズ）よりも糖分多いって知ってました？
■コーヒー/紅茶部門は意外とヘルシーじゃない。
なーんとなく想像してた方もいたかもしれません。
スタバのフラペチーノシリーズは、安定の強さ。トールサイズ：350mLでも角砂糖10個を軽く上回る高用量です。
私はフラペチーノを飲んだら、ジャリジャリすることがよくあります。あれって、細かい氷なのかなーと思ったら、後味がめっちゃ甘いんです。よくよく考えてみたら、あれって、ただの溶けきれなくなった砂糖なんじゃね・・・？？
なお、グランデサイズのフラペチーノは最凶の飲み物です。もう栄養失調のヒト以外は飲むべきじゃないレベル。今回ワースト１位を飾った”ファンタグレープ”よりも砂糖量が多い。おにぎり1個よりカロリー高いの。もう笑えますね。これ常飲したらヤバいですよ。ホントに。
■さて、次はその他のコーヒー。
カフェオレ系はかなり厳しいですね。ブレンディの微糖はかなり頑張ってくれてます。でも私は、そこまでして飲むなら無糖がいいのかなぁ・・・？と思ってしまいます。
■次に気になるのは、紅茶の糖分。
紅茶って結構ヘルシーなイメージありませんか？？でも、砂糖はかなり多く入っているみたいです。「午後の紅茶に角砂糖9個以上入っている」とは・・・かなり恐ろしくないですか？
コンビニで売ってるタピオカミルクティーは、評判通り結構砂糖多め。とはいえ、このランキングでは27位。炭酸飲料に比べれば、まだマシなレベルです。
■差が激しすぎるジュース/スポーツドリンク部門
先ほど紹介したカルピスウォーター、なっちゃんは安定の強さ。
面白いのは、『透明なのに味付きのヤツ』で有名な”いろはすみかん”と”ヨーグリーナ”。こやつら、角砂糖6～8個入ってるんです。無害な顔して意外と凶悪です・・・！
■そして、スポーツドリンクの幅がすごい。
特にVAAMの優秀さが際立っていますね。ダイエットという観点からは最適かもしれません。
逆に、強度の運動をするアスリートの方など、糖分補給も必要なヒトの場合は、糖分を多く含むポカリスエットの方がいいかもしれません。
ポカリスエットほどの糖分は必要としてないんだけど、長期間の運動をするから低血糖やハンガーノックが怖い・・・という人は、グリーンダカラやキリンラブズスポーツが選択肢に入るかもしれません。
糖分量を知るだけで、結構スポーツドリンクの使い分けができるようになりますね。素晴らしい。
■今回紹介する中で最も糖分が少ないヤツら
今回エントリーした中で、無糖だったのは綾鷹とお～いお茶でした。
他のお茶メーカーの商品も無糖ですから、ご安心を。
肥満が世界的な問題となった現代、お茶＝ヘルシーと世界中で言われています。しかし、お茶の成分がスゴい以前に、糖分が含まれていないことはお茶のもつ大きなアドバンテージのようです。
もちろん、『無糖』のコーヒーなども健康への良い選択肢となるでしょう。『微糖』は無糖が飲めないけどコーヒーを飲みたい欲張りさんにはピッタリかもしれません。
*エメラルドマウンテンとダイドーデミタスコーヒーもランクインしていますが、量が190～150mLしかないことに注目してください。2本以上飲んだら上位ランカーと変わりません。
■まとめ
・炭酸飲料は安定して角砂糖10個以上の糖分が入ってる。
・フラペチーノは間違ってもグランデ以上は避けるべき。
・ダイエット中のスポーツドリンクはVAAMがスゴい。
・お茶と無糖のコーヒーはヘルシー・オブ・ザ・ソフトドリンク。
ちまたでは、VAAMダイエットなるものが流行っているようです。ほかの追従を許さない、圧倒的な糖分の少なさがその秘訣なのかもしれません。
運動したら、水分補給がしたくなりますよね？
ポカリスエットの糖分量は、角砂糖8個分。
『VAAM』いかがですか？
おしまい
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