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【全集中】集中力が続かないのはあなたのせいじゃない。僕が試した3つの方法。

集中できない

今日こそnote書こう、勉強しよう、本を読もう。
そう決断したのにも関わらず、集中力が続かなくてムシャクシャした経験、ありませんか?

それはあなたのせいじゃありません。

・ハーバード大学の調査によると、平均的な労働者は1日の47%は気が散った状態で過ごしています。
・平均的な労働者は1日に55回以上メールチェックします。
・メールやIMのせいで20分以上集中が続かず、強いストレスを感じていることが判明しています。

スマホやテレビ、周りの騒がしさ、インターネットを通じたコミュニケーションによって、私たちの集中力は常にだれかに狙われています。

でも、1日は1440分しかありません。
6時間睡眠、8時間を仕事に使うとしたら、
自由な時間は600分以下です。

もしあなたが時間を有効に使いたいと考えるなら、集中力を奪ってくる敵から身を守る必要があります。

1%のカイゼンを365日続けることが出来たら、
1年後にはパフォーマンスが約38倍に向上します。
(1.01の365乗)

集中することは、人生に変化を起こす最初の一歩です。

今回は集中が続かないあなたの為に、僕がいつもやっているシンプルな環境マネジメント方法をシェアします。

あなたの本当にやりたいことにフォーカスするお手伝いが出来たら嬉しいです。


■スマホ対策は徹底的にやるほど効果的📱

集中力を奪うのが最も上手いアイテム。それがスマホです。

2016年の調査によると、平均して1日に60回以上もスマホを眺めることが判明しています。若い人ではさらに多いのです。

スマホは目の前にあるだけで私たちの脳のスペックを低くすることが判明しています。

スマホには数々の「通知」機能があります。通知は、わたしたちに「スマホを見ろ!」と訴えかけます。そして、まんまとその罠にかかってスマホをのぞき込んでしまうのです。

Green and Black Geometric Techno Technology YouTube Thumbnailのコピー (2)

2017年にシカゴ大学からリリースされた論文では面白い実験が行われました。

・被験者を3つのグループに分けました。
 Aグループ:スマホを別な部屋においたグループ
 Bグループ:スマホをポケットかバッグにしまったグループ
 Cグループ:スマホを机の上に置いたグループ
・それぞれのグループに認知機能テストを受けてもらいました。

その結果、別の部屋に置いたCグループが最も良い結果を出し、その次にバッグにしまったBグループ。そして、机の上にスマホを置いたグループは最も低い成績を出しました。

そう、スマホは目に入るだけで、集中力を妨げてしまうのです。

したがって、貴重な時間を使って何かに集中したいときは、最低でもスマホは自分の視界に入らないようにしてみましょう!


■環境制御テクノロジーが手軽に買える時代🎧

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ヘッドフォンは強力です。
私たちの集中力は、決して強力ではありません。

ちょっと行き詰った時に、隣の部屋からうるさい声がきこえたりすると、イライラしてしまう経験、ありますよね。

しかし、ノイズキャンセリングヘッドフォンで周りの音を消し去ってしまえば、集中力がそがれるのをかなり減らすことができます。

ただし注意点が1つ。

歌詞が入った歌を聞くと、勉強しているヒトのパフォーマンスが下がることが判明しています。

ある研究によると、勉強している時、脳のなかで言葉が音声として再生されることが分かっています。

脳の中で再生される声と、歌の声が互いに邪魔をしてしまうと勉強の効率は落ちてしまうのです。

したがって、歌が入った音楽は避けるようにしましょう。

僕は最近これを流していることが多いです。
寝ちゃダメですよ(笑)

逆に、雨や川などの環境音や、ノイズは集中力が下がった人のパフォーマンスを上げることができます。音楽をかけるなら、断然そっちを選ぶのがオススメですよ!

僕はSonyのノイズキャンセリングヘッドフォンとイヤホンをどちらも持っています。家や長時間の移動ではヘッドフォン、ちょっと外に出かけるときはイヤホンと使い分けができるのでかなり便利です。

ノイズキャンセリングで調べてみるとBOSEかSonyかで悩むことになるかと思いますが、私は個人的にBOSEの低音が強化された感じが疲れてしまうので、より自然な音が出せるSonyのヘッドフォンが好きです。


■ルーティンの作り方📝

集中に必要なのは、努力ではありません。
どれだけカンタンに集中できるようにするかです。

なぜ新しい習慣が身につかないのか。
それは、日々の生活に変化を作るのは難しいからです。

今日は19時からが空いているから、そこで勉強。
今日は21時からやろう。
今日は朝の8時からやろう。

これじゃ、うまく行きません。

毎回、生活に変化を起こすのは大変です。

私たちの身体には「恒常性」があります。
常に同じ状態を保とうとする性質のことです。

私たちの身体は血圧や体温など、あらゆるバロメーターを一定に保とうとするのです。

だから、毎日の生活を変えようとすると疲れてしまうのです。
普通の人はだいたい同じ時間に起きて、同じ時間に寝るのが快適です。

「集中」を作りたいのなら、行動を固定しましょう。

例えば私の場合。

夜ご飯を食べて、コーヒーを飲んだあと、
スマホを触りたくなったら勉強開始です。

「スマホを触りたくなる」をカギにして勉強タイムに入ります。
ごはんの後は、絶対にスマホを触りたくなるので、私はそれを利用しています。

「毎日やっている行動」のあとに「自分の集中したいこと」を結び付けると、ルーティンが確率しやすいと思います。

*この方法はif-thenルールと呼ばれています。

この方法のメリットは、ルーティンが一度出来上がれば、2回目以降の集中に労力を使わなくて済むことです。

毎回、努力して集中タイムに入るのは非効率だということを覚えておきましょう。

努力しなくても集中タイムに入ることができるのがベストでしょ?


まとめ

私たちの集中力は常にだれかに狙われてる
・スマホは別の部屋。それが嫌ならせめて視界の外に。
・ノイズキャンセリングは効果あり。
・スマホを触りたくなったら勉強など、オレオレルーティンを決めよう


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✅ Twitter : https://twitter.com/hagakun_yakuzai


引用
https://news.harvard.edu/gazette/story/2010/11/wandering-mind-not-a-happy-mind/

Mark, Gloria, Daniela Gudith, and Ulrich Klocke. "The cost of interrupted work: more speed and stress." Proceedings of the SIGCHI conference on Human Factors in Computing Systems. 2008.

Ward, Adrian F., et al. "Brain drain: The mere presence of one’s own smartphone reduces available cognitive capacity." Journal of the Association for Consumer Research 2.2 (2017): 140-154.



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