【出し抜け!】男性こそスキンケアを行うべき理由。コスパ最強の方法。
スキンケアを怠ると...
これは28年間トラックの運転手として働いていた68歳のアメリカ人の写真です。彼は左の窓から差し込む太陽光にさらされ続け、顔の半分が極端に老化してしまいました。(*1)私には左右で20年くらい年齢に差があるように見えます。
これは他人事ではありません。たしかに、彼のように顔の半分だけ老化するという経験をすることは稀です。しかし、私たちは絶えず紫外線をはじめとするストレスによって肌が老化しているのです。スキンケアを怠れば、老化は加速します。逆にしっかりと防御していれば老化を防ぐことができます。
たとえば、この運転手がしっかりとした紫外線ケアを毎日行っていたら...?
肌はモテにも深くかかわっている
モテに肌は重要です。
女性は顔によって男らしさや魅力を判断します。それだけじゃありません。体力すらも顔から読み取っていることが2006年の研究により示されています。
PCを使って顔の肌の状態だけを変えた同一人物の男性写真をつくり、魅力を評価する実験も行われています。この実験では同じ顔なのにもかかわらず、肌の状態を改善するだけで健康度・魅力度が120%にUPすることが示されました。
さらに、男性の頬の画像だけを切り取って評価する実験では、肌の色が均一だと、より健康で魅力的で若々しく感じることが証明されています。
もう一度言います。モテに肌は重要です。
シミがなく、肌荒れしていない、均一な肌は、男性を”若く、健康的で、魅力的に”見せるマストな身だしなみなのです。
肌の均一性を高めるために何をすればいいかわかりますか・・・?
『スキンケア』です。
なのに、男性のほとんどはサボってるから...
これだけ客観的な事実がそろっているのにも関わらず、多くの男性はスキンケアなんてしていません。
髭をそって洗顔して、乾燥した空気や紫外線に肌を晒して、肌がボロボロになっているのにもかかわらず、やっていないのです。
だからこそ、他のヒトを出し抜くチャンス。
スキンケアは早くすればするほど効果があります。長期的な老化を防ぎ、1年、5年、10年と続ければ続けるほど、他のヒトと差が出てきます。顔の遺伝子を変えることはできません。でもスキンケアは誰にだってできます。やってるか否かで魅力も大きく変化します。
さぁ、はじめましょう!
化粧品が多すぎて選べない男性のために
とはいえ、化粧品の数は多い。何をやっていいかわからない。そんなアナタに、化粧品の選び方を紹介します。高いものは紹介しません。すぐに始められる、効果の高い方法だけを紹介します。ご安心を。
まず、化粧水と乳液の組み合わせがゼッタイ重要!それに加えて日焼け止め。この3点セットが最低限かつ最重要!これだけは覚えておきましょう。
良いですか?持っておくべきは
・化粧水 → 肌に水分補給
・乳液 → 肌から水分蒸発を防ぐバリア
・日焼け止め → 肌老化の最大原因:”紫外線”を防ぐ
この3つ。これが最低限かつ最大効果のあるスキンケアです。
面倒くさがりなアナタに朗報。風呂あがりなど十分に顔が保湿されている状態なら、化粧水を省略して乳液+日焼け止めだけで管理するのもアリです。
化粧水だけでは1時間以上の保湿効果がありません。化粧水使用後に乳液を使うことは大前提。できる限り日焼け止めも併用することで、肌の最も大きな老化原因”紫外線”を防ぐことができますよ!トラック運転手の画像を思い出して!
男のスキンケアはとりあえずこれ買っとけ!!
まず最初に断言します。『高い化粧品を買う必要はありません!』
正確に言うと、コスパがめちゃくちゃ悪いです。したがって、安いものでもごちゃごちゃと余計な成分が入っていないものをケチらず使った方が確実に効果的です。
スキンケアのマスト3つ:化粧水・乳液・日焼け止めの3つを私のオススメだけ順番に紹介していきます。
化粧水:無印がベターでしょう!
化粧水は90%以上が水分です。化粧品の中でもここに金をかけてもどうしようもない。まずは化粧水をたくさん使って水分補給をしましょう。他の物でも結構ですが、無印の化粧水はどこでも手に入る!安い!アレルゲンがほぼはいってない!という強みがあるのでオススメです。
風呂上りは最悪省略してもいいですが、朝出勤前の髭剃りをして肌にダメージを与えているヒトはやっぱり化粧水で水分補給をしとくのがベターです。安いもので構わないのでちゃんと保湿しましょう。
それより大事なのは、顔を叩くな!ゴシゴシするな!ということ。物理的な刺激が肌にとってイッチバン大敵。そりゃごしごししたら肌細胞は壊れるし、裂けますよ。優しく塗ってください。あとは触る必要ありません。
乳液:肌ラボ 極潤がオススメ!
”保湿力”という観点から考えると、ワセリンやココナッツオイルなどの”THE・油”の方が強いことは間違いありません。油のフタを通り抜けて水分が蒸発することはほぼありませんから、本当は”THE・油”を使いたいところ。
でも、”THE・油”は顔がテカテカにテカって油ギッシュマンになること必至。ワセリン顔中に塗って出勤したら職場でバカにされること間違いなしです。
乳液とは、油と水の中間のような性質をもち、保湿力を高めるために使われます。肌ラボの極潤は水分保持剤として最低限のスペックをもつヒアルロン酸を含有した、コスパ最強の乳液だと思います。コンビニでも買えます。ちょっと高いけど。
多少はべた付きますが、べた付き=水分保持。水分を自分の周りに引き寄せておく性質があるので、その分べた付くわけです。つまり、べた付かないのは、逆に水分保持できてないただの水です。
極潤はつけてから30分~1時間くらいでこなれてきて、触ればべた付きを感じますが、気になるほどのべた付きやテカりは目立たなくなります。これが最も良いバランスじゃないかと思います。
値段に糸目をつけない人には”アスタリフト”が確実におススメです。アスタリフトはヒト型セラミドをはじめとした、最強のスペックを持つスキンケア用化粧品。臨床データもしっかりとっているので安心・最強なんですが、¥10,000を軽く超えます。今からスキンケアを始める男性はまずは極潤からの方が良いかな・・・??
日焼け止め:Curel UVローション
日焼け止めは白くなるものが多いです。紫外線の防御成分自体に白いものがほとんどなので、これは仕方ない。
しかし、『男が紫外線対策で白っぽくなっているのはみっともない!』と思う方はたくさんいますよね。私も白すぎるのはちょっと・・・というタイプです。
CurelのUVローションは白くなりにくく、SPF50+ PA+++と紫外線に対するスペックも強力。さらにサラッと塗りやすくべた付きが少ないのでお勧めです。
日焼け止めは炎症を引き起こす原因になってしまうものが多いのですが、CurelのUVローションには抗炎症成分のグリチルリチン酸も含まれていて安心。
さらに、値段も比較的安い。とりあえず買っとくのにこれだけ適した日焼け止めがあるのか?くらいの良製品なので、こだわりがない方はまずこちらから試してみましょう!
肌を守る食事法
スキンケアを頑張っているヒトがもう一歩進んだケアをやりたい!と思うなら、食事法を知っておくことがベターです。
食べる日焼け止めって聞いたことありますか?夏場によくCMや店頭でオススメされる商品なのですが、その正体は”抗酸化物質”です。
肌のダメージは紫外線や油モノなどによって、肌が酸化ストレスに晒されることによって起こります。細胞が壊れてしまうだけでなく、酸化はDNAにもダメージを与え、老化の主な原因になります。
抗酸化物質とは、そんな酸化を抑える性質をもつ物質です。
抗酸化物質を多く含む食事を心がけることは、肌を守るために効果的ですよ!
もっとこだわりが強くなったら泥パック
肌の状態を悪化させる原因の一つとして、肌表面に住んでいる細菌のバランスが崩れることが挙げられます。泥パックは肌の最近環境を整え、正常な肌形成を促進するといわれています。
洗顔や化粧品だけで満足できなくなったアナタには、泥パックがオススメですよ!
補足
*オリーブオイルは皮膚のバリア機能を損ない、紅斑やアトピーの原因になるというデータがあるので、顔に塗るのは避けましょう。
おしまい
このnoteは、世界中の論文を読み漁ることが趣味の私が、普段の生活や健康、美容などについて、根拠に基づいた意思決定をするための知識を提供していくnoteです。
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引用
Fink, Bernhard, Nick Neave, and Hanna Seydel. "Male facial appearance signals physical strength to women." American Journal of Human Biology 19.1 (2007): 82-87.
Jones, Benedict C., et al. "When facial attractiveness is only skin deep." Perception 33.5 (2004): 569-576.
Fink, B., et al. "Colour homogeneity and visual perception of age, health and attractiveness of male facial skin." Journal of the European Academy of Dermatology and Venereology 26.12 (2012): 1486-1492.
Frieze, Irene Hanson, Josephine E. Olson, and June Russell. "Attractiveness and income for men and women in management 1." Journal of Applied Social Psychology 21.13 (1991): 1039-1057.
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