古今東西、不倫の罪は重い。いや、重すぎる!?
もう!毎日!アンジャッシュ渡部の不倫で持ち切りですね!!!
リゼクリニックが531人の男女に行った調査によると、既婚男性の70%以上が不倫容認派であることが判明しています。
コトが明らかになるまで渡部さんがどう思っていたのかはわかりませんが、世の既婚男性は密かに不倫のチャンスを今か今かと伺っているようです。
渡部さんの年収は1億円ほど。
佐々木希さんの年収は1億7000万円ほどと言われています。
2018年に東北大学で行われた調査によると、
・男性は収入が多い方が不倫が起こしやすい
・男性は女性より収入が低いと不倫を起こしやすい
・労働時間や会話頻度、セックス頻度や子どもの数は影響しない
ということが判明しており、まさに渡部さんは不倫しやすい状況にあったと言えます。
不倫関係を隠しながら行うには、金銭が非常に重要です。金銭的な魅力によって効率的に女性を惹きつけやすく、さらに関係を秘匿するためにお金は有効になるからです。実際、渡部さんも1万円を渡していたようですしね。
さらに、女性よりも収入が低いと、男性は一家の大黒柱としての自信を失い、不倫に走るのです。
とまぁ、今回の渡部不倫事件は、メチャクチャ起こりやすい環境にあったわけです。対して、佐々木希さんは家庭を守るため渡部さんの代わりに謝罪を行うなど、事件はこれ以上第三者が掘り下げる必要のないところに収束しているようなので、彼らの話はここまでにしましょう。
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現代日本の不倫に対する罰則は、損害賠償。つまり慰謝料だけです。
実刑はありません。
ただし、民法に定められる通り、離婚原因となります。
民法770条(裁判上の離婚)
夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
第二次大戦前までは女性に対して姦通罪という罪があって、夫を持つ妻が姦通した場合、2年以下の懲役に処す。という刑がありましたが、既に廃止されています。
しかし、アイヌ社会では不倫を行った者は男女ともに耳・鼻をそぎ、頭髪やひげをむしり取られるという文化でした。
現代でも、フィリピンでは最高で禁固6年の犯罪になります。
このように、世界中で不倫による罪はバラバラなのです。
今回は、「古今東西、不倫の刑」を集めてみました。
不倫を犯した者どもが、どのような刑にあってきたのか、実のところを知りましょう!
情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである。
冒頭の言葉はマタイによる福音書 5:28からの引用です。
つまりキリスト教では、妻をもつ男が他の女性に情欲を抱いた時点で姦淫の罪に問われることになります。具体的には、配偶者以外への性的関心は「地獄に落ちる罪」として考えられているようです。
キリストは寛容なので、心の底から罪を償おうとしたとき、その罪が許されるという希望を与えつつも、基本的には不倫は最大悪の一つとして捉えられているのです。
下半身を生き埋めにして石を投げる
罪を犯した人よりも左上のヒトの顔と首の角度の方が狂気に満ちている。
古代オリエント世界においては、下半身を生き埋めにして、罪人が即死しないよう握りこぶし程度の石を用意して、大勢で石を投げつける「石打ち」という処刑方法がありました。
処刑方法という名の通り、罪人は生きて戻ることはできません。
あまりにも残酷な方法なので、現代では多くの国で廃止されましたが、イスラム圏においてはいまだ存在しています。
パキスタン・アフガニスタン・イラン・ソマリア・ナイジェリアにおいてはまだ現役の書警報です。不倫はイスラム法によるズィナー(重罪)とされ、石打ちの刑にあうのです。
性行為が行われたときに酩酊していた場合や、自由意志出なかった場合(誘惑された場合)などは石打ちを避けることができることからもわかる通り、かなりガバガバな刑ですが、刑自体は非常に残酷です。
下半身を生き埋めにするとは方便で、肩までどころか、頭の先以外は全て埋めた状態で石を投げることもあるので、逃げることは絶対に不可能です。非常に残酷な刑です。
渡部は石打ちじゃー!というのはあまりにも過激なので、絶対にやめてください。
江戸時代は晒し者に?
江戸も現代も、人の不幸は蜜の味...
江戸時代、不義姦通の刑は様々でしたが、公衆の面前にさらされるという刑があったようです。↑の図のように、印象的な絵が残っています。
絵を見ると、結構な人数が晒し者を見ていることが分かります。数えてみると、32人もの人が彼らを寄ってたかってみています。図からわかる通り、民衆は彼らを噂しながらも、楽しそうに見ているように感じます。
この図は、現代にも通じるものがありますね。
私たちがTV越しに、インターネット越しに行っている行為は不義姦通を行った二人をみるのとまったく同じ行為です。
不倫の季節が、バタバタと音を立ててやってくる。
「夏は不倫の季節」です。
イタリア銀行が2013年に行った調査によると、夏は他の季節よりも多くの不倫が起こることが判明しています。
なんで銀行が!?と思うかもしれませんが、一般家庭に最も大きな収入の変化をよぶ原因の一つが不倫です。大量の慰謝料や心的ストレス、家庭環境の変化、家族構成の変化は大きく経済状況に影響します。当然、クレバ~な銀行はそんな状況を確認しておくべきというワケ。
全国が梅雨入りした今、1か月もすると、夏がやってきます。
家を出ることが出来ずうっぷんが溜まっている今。
ふたりは本当に大丈夫ですか・・・??
統計的に正しい対処法。それは「美味しいごはん」かもしれません。
🐱🏍Twitter : https://twitter.com/hagakun_yakuzai
引用
五十嵐彰. "誰が 「不倫」 をするのか." 家族社会学研究 30.2 (2018): 185-196.
Adamopoulou, Effrosyni. "New facts on infidelity." Economics Letters 121.3 (2013): 458-462.
Grunt-Mejer, Katarzyna, and Christine Campbell. "Around consensual nonmonogamies: Assessing attitudes toward nonexclusive relationships." The Journal of Sex Research 53.1 (2016): 45-53.