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敗金主義者の適当なつぶやき

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拝金主義が跋扈するこの高度貨幣経済のなかで見いだされたある考え、それが 「敗金主義」である。  これは敗金主義のどうでもいい呟きを集めたものです。
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#2022年のわたしとお金

敗金主義者の発見 〜結論〜

敗金主義者の発見 〜結論〜

 初夢の話である。夢の話に夢中になるのは精神学会のレジェンドだけではないようで、私も同じであるからして、今回は全くマネーに関係ないようであるような私の夢の中の物語の考察から導いた発見の結論を書いていこうと思う。
 まず、砂糖の島の外縁部にいた弱きもの達も、砂糖の山を必死で作っていた白い服の働き者達も、まるでこの砂糖の仕組みが「自然現象」のように捉えていたことに注目していただきたい。人知の及ばない、

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敗金主義者の発見 〜考察〜

敗金主義者の発見 〜考察〜

 一富士ニ鷹三茄子、初夢を見てもお金が入るわけではない。しかし、それがお金と関係していないとも言いがたいのが今回の話である。
 さて、砂糖の島にいる夢を見たことは前回書いた通りだが(これを初めて見た方は前回の話を見ていただきたい)、今回はその考察をしていきたいという試みである。砂糖の島には砂糖の雨が降り、そこの住人の生命を支えているという世界観なのであるが、これはおよそマネーの世界であろう。
 砂

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敗金主義者の発見

敗金主義者の発見

 お金がない。お金がなくて苦しい。年を明けてもこの現実は変わらない。だから、儲け話や明るい話をするにはホラを吹かなくてはならない。これから書かれる話はその類の話だと受け取ってもらえたら幸いである。

 まず、初夢を見た。その初夢の内容を鮮明に覚えている。私は砂糖の島にいて、空には砂糖の雲があり、時折その雲から砂糖の雨がふった。青い海に砂糖の島は浮かんでいるのだが砂糖の雲(そう、綿菓子のような)から

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