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小説家の真の「才能」、それは「書き続けること」

私たちは、小説家という職業を考えるとき、しばしば「文章力」や「構成力」といったスキルを連想します。これらのスキルは間違いなく重要であり、読者を引き込む物語を紡ぎ出すための鍵となる要素です。しかし、私が「才能」と名付けるのは、これらの技術的なスキルではありません。

訓練と技術

文章力や構成力、キャラクター設計やテーマの深堀りなど、これらは訓練と経験によって磨かれる技術です。多くの著名な作家も、初めは未熟な段階からスタートし、書き続けることでその技術を磨き上げてきました。技術は、努力と継続によって、誰もが向上させることができるものです。

真の「才能」とは

では、小説家の真の「才能」とは何でしょうか。それは、何があっても「書き続けること」の力です。人生は常に予測不能な出来事や困難、感情の起伏をもたらします。そんな中で、精神を安定させ、日常的に一定量の作品を書き続けることができる人。それこそが真の小説家と言えるでしょう。

書き続けることの重要性

書き続けることで、作家は独自の感性やスタイルを見つけることができます。また、様々な試行錯誤を繰り返すことで、自身の強みや弱みを理解し、それを活かした作品を生み出すことができます。この持続的な取り組みが、作家にとっての最大の武器となるのです。

あのハリー・ポッターで有名なJ.K.ローリング氏は、うつ病や生活困窮などで苦しみながらも、6年かけてハリー・ポッターを書き上げています。ちょっとずつでも、書き続けることが大事である、ということをよく表したエピソードと言えるでしょう。

まとめ

技術やスキルは大切ですが、それらは継続的な努力で習得可能なもの。一方、何があっても書き続ける姿勢、それが真の「才能」であり、作家としての成功の鍵と言えるでしょう。


逢巳


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