恋愛小説の書き方
恋愛小説は、古典の時代から存在している人気ジャンルの一つです。
人は生きていく中で、大概の場合、恋愛を経験します。もちろん、恋愛なんてしたことがない、という人もいますが、圧倒的多数が恋愛の味を知っていることでしょう。
そんな恋愛を題材にした恋愛小説は、手堅く読者を確保でき、上手く書けば大ヒットの可能性も秘めている、王道のジャンルと言えます。
さて、そんな恋愛小説を書くのにあたっては、どういったことに気を付けるといいのでしょうか。
ここで、私は三つの要素を提案します。
一つは「障害」。もう一つは「胸キュン」。そして最後は「あるある」です。
1.恋愛は障害があればあるほど燃える
世の中には障害のない恋愛というものも存在しますが、そんな順風満帆な恋愛を書いても、物語としては盛り上がりません。
必ず何かしらの障害を設けることで、よりダイナミックにストーリーを展開することが出来ます。
その障害には、どんなものがあるでしょうか。ここではいくつかのパターンを紹介します。
①距離的な障害
恋愛対象は仕事が忙しくてなかなか会えない、離れた場所に住んでいる、等。
②価値観的な障害
お互いの人生観の違いから来る衝突、等。
③勘違いから生まれる障害
ライバルによる悪い噂を信じる、恋愛対象がライバルのことを好きだと勘違いする、等。
④コンプレックスから来る障害
自分の見た目に自信がない、相手に嘘をついていることから来る引け目、呪われた力で迷惑をかけそう、等。
⑤性的な障害
お互いのセックスの相性が悪い、性的経験に差があって噛み合わない、等。
⑥臆病ゆえの障害
どちらか片方、もしくは双方が恋愛に対して臆病であるがゆえに、なかなか恋愛関係が進展しないという障害。
⑦環境による障害
家柄の違いで結ばれることが許されない、敵対する種族同士のため一緒にはなれない、等。
⑧ライバルが存在することによる障害
浮気や不倫、そこまでいかなくてもライバルが果敢にアタックするために生まれる気の迷い、等。
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