文章でお金を稼ぐ人と文章がうまい人の違いは読み手に与えるものがどれだけあるかかなと考えました
マンガサイトのアルというところでライターをやっています、みじんこです。
マンガを読むっていう消費行動が、記事を書くことで仕事にもなるというとても楽しい仕事なので、気になる方はぜひ応募してみてください。
もともと書くことがとても好きだったのですが、「お仕事」としてお金をもらうってことは、書くことでなんらかの価値が発生してるわけなんですよね。それってなんだろうと。
noteを読んでいると、文章がうまい人って死ぬほどいるんです。プロフィールをのぞくと書く仕事とまったく関わってない人が、すごく読ませる文章を書いてたりします。
読みやすいしおもしろい文章を、無料で書く人がこれだけいる中で、書くことでお金をもらえる(=書くことが仕事になる)には、どうしたらいいんだろうと考えたのです。
1)継続して書ける
基本的な「ライティング」能力があるとして、ライターとしてやっていけるとしたら、継続して書き続けていけることっていうのが一つあるかなーと思うのです。人生で一回だけ、マンガのレビューをすごく丁寧に書くって、そこそこやりやすいと思うんですよね。でも、毎月10本~20本を5年くらい書き続けられるかっていうと、人生で1本書くよりは、ずいぶん大変なはず。
仕事を依頼する側になったら、人生で1本だけめちゃくちゃ質の高いマンガの記事を書いてくれる人よりは、毎月何本か書いてくれる人のほうがありがたそうな気がします。依頼したことないので分からないのですが、なんかありがたそうです。
そんなわけで継続して書けるっていうのは、ライターとしては大事なことかなーと思っています。
2)自分がすごく書きたいことじゃなくても書ける
次に書く「内容」について。私は書くことがそもそも好きなので、今日のできごとを永遠に書き続けることができちゃうんですね。かなり昔からブログもやっていましたが、ブログの記事ってそんな感じでした。
お肉が安かったラッキー、小麦粉の色がなんかへんな気がする、みたいなことを永遠に書き続ける仕事があったら、けっこうできそうです。でも、ずっと待ってるのに、これまでにそういうオファーがきたことはありませんでした。
人気タレントとかでない限り、誰かの一日の動向とか書いてあっても、ぜんぜん読みたくないですよね。
なので、自分が書きたいことを書きたいだけ書くというより、誰かが書いて欲しいこと、あるいは読みたい人が多い物を書けるほうがライターとして仕事はできそうです。
これは、視点がどっちから始まるか、みたいなことかもしれないなと思っています。
小説家みたいなライティングだと、自分が伝えたいこと起点で、受け取り手に刺さる位置を探す感じかなーと思うのですが、ライターの場合は、相手側起点で自分に合う位置を探す、みたいな感じじゃないかと考えています。
3)文章で読み手に与えることがあるか
最後に、ライターというより「書くことを仕事にする」ことを考えた時に、文章がうまい人と書くことが仕事にできている人で違いがあるとしたら、「読む人に与えるものがあるかどうか」かなぁと考えました。
オンラインサロンのアル開発室というところでは、毎週木曜日に編集部投稿があります。その時にアルの編集長が言ってたことから考えたことなんですが、文章を読む時、私は割と「受け取りに行く」んです。
・笑いたーい
・なんでこの文章がこんなに人気なんだ?
・コツを知りたい
・なんかためになりそう
・物語にワクワクしたい
・なんかおもしろそう
・流行りに乗っておくか
・賢い自分を味わいたい
みたいな感じで、文章を通じて自分が受け取るものがあるんですね。というか、読む前に「受け取れそうだ」と分かってから読みにいってる感じです。
これはライターとして書く記事でも小説でもエッセイでも同じくです。つまり、それらは自分に何かを与えてくれる文章なんですね。
うまい文章があったとしても、それが「インダス文明の経済圏とカブトムシ」だったり、「ものすごくかっこいい言い回しで書かれた起きてから寝るまでの僕の一日」だったら、ほとんどの人は読みにいかない気がするんですね。それは与えられてるというより、自分の時間を消費しているものかもしれません。
なので、文章で誰かに与えられるモノが多いか、与えられる人が多いほど、文章でお金を稼げるようになるのかなと思っています。受け取られる量の多さ分だけ仕事になる、みたいな感じでしょうか。
こう考えた時、文章って決してうまいから稼げるわけじゃなさそうなんですよね。というわけで、自分の文章で何を与えたいのか、何を与えられてるのか、っていうのを考えると、文章の書き方が変わってくるかなーと思ってますよ!
アルのライターとして考えたこととか学んだことなんかはこちらに。
ライティングはやったことないけど、マンガは好きだし、書くことを仕事にしてみたいなと思った方は、↓ こちらから応募してみてくださいね!
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