凰華 麗

日本一の繁華街、新宿歌舞伎町でホストをやってます。僕からみたリアルをそして商品である自…

凰華 麗

日本一の繁華街、新宿歌舞伎町でホストをやってます。僕からみたリアルをそして商品である自分の記事を書こうと思います。club Apits 代表 凰華 麗

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最近の記事

最近の水商売事情

最近よくテレビニュースやSNSで話題となっている水商売関連の騒動について考えてみた。 ホストとトラブルによる女性の飛び降り、ホストによる女性暴行事件、金銭的による問題、、 でもこれらはここ最近になって明らかになってきた話題ではない。 SNSの普及により、あらゆる問題が可視化され表に出てくるようになった、時代の背景だと思う。 僕も水商売の人間として近くで耳にしてきた話であったけど、耳が痛くなる話ばかりだ。 が、しかしどこか他人事でもあるような気がしていた。 それは自

    • 勝ち場所と負け場所

      ホストクラブという世界では勝ち負けが生じる。 僕の場合は勝ち場所と負け場所を分けてた。 存分に勝って嬉しい時は店内で。 負けたり悔しい思いをした時は屋上の階段で涙をこぼした。 嬉し涙を流した店内より 屋上は今となっては大事な気持ちを思い出す特別な場所になっている。 悔し場所を作ってたがいい。勝負において勝ち負けが必要な理由が自分にとって出来て、負けを知らないと勝つことは出来ないことにも気づけるから。

      • これからホストを始めたいと思ってる君へ

        「小さい事をコツコツ、それをたくさん」 今思うと僕の意識が変わるキッカケになった言葉だった気がします 派手な世界で派手なパフォーマンス、魅せる世界でリアルな部分は隠して、コンビニは行かないとか、好きな食べ物は牛丼って言わないとか、夜職ならではの暗黙のルールというものが厳しかった気がします 違和感はありました、が、それもたしかに今考えても合ってる気がします。 なにが言いたいかというと、答えは1つでなくても良くなったよね。 ということなのかなと思います。 水商売概念が

        • 南瓜とマヨネーズ

          南瓜とマヨネーズという映画 元バンドマンで現在ニートのせいいち、ニートのせいいちを金銭的に支える彼女のツチダ。 よくあるバンドマンのダメ男の話ぽい。 この手の話はホストの世界でもよくある。 金銭的にも苦しい新人ホスト時代、お金がないのを理由に女の家に転がり込む。 ヤドカリ営業と昔はよく言ってたなぁぁ せいいちとツチダも一見同じように思えたがそこに損得関係はない。 せいいちを支えるために、ツチダは内緒で身体を売りお金を稼ぐようになる。 バレて離れる2人、そこにツ

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        • ホストのお仕事
          3本
        • ホストのお仕事
          0本

        記事

          ふと思った独り言

          ただ目の前のゴールを達成することを考え生きてきた20代は、たくさんの出会いと別れがあって全てが刹那的だと感じていた。 『今だけだから』 今出会った仲間も今だけ。いずれは別々になるんだ。 30になってふとお最近思ったことがある。 『今大事に思ってる仲間は死ぬまで一緒にいるかもしれない』 心のどっかでまだ20代だからとか、まだ30代だからと線引いて長い人生を舐めてたのは僕だったのかもしれない。出会いと別れが多いこの業界だからこそ、別れは日常で知らぬ間に慣れていた。 仲

          ふと思った独り言

          令和?

          平成から令和に変わることは、年が明けた正月のような風景でした、生きてて年号が変わることは一回?二回くらい経験できるのかな〜とか考えつつあまり普段と変わらない日常。 お店にでても特に変わった様子はなく、おれだけじゃないんだな〜くらい。 変わらない、令和になってもコツコツやるだけ。 生きてくイメージを少ーしずつ描いてく感じかなぁ。 水商売はキラキラした世界がイメージとして残ってますがほんとにそうだと思います。 でも僕はあんまり興味ないな〜それは水商売に限らず。 バンド

          依存するという事

          人は何かに依存したくて生きている。 その形は様々だが、本来は【人】1択。 依存と聞くとあまりいい印象を持たれないが僕はとても大事な言葉だと思う。 ホストクラブもあなたにとっては必要なくても、誰かにとっては必要なのです。 ホストに問いたい。 投げかける言葉は正しいですか? そっと側にいるだけで女の子にとっては十分なんです。 みんな依存したいんです。僕もその1人。 あの人と通った道も、あの人が付けてた香水も、あの人と似た後ろ姿も思い出して悲しい気持ちになる事も依存

          依存するという事

          言葉で魅了する仕事

          思いついたように書き始めたブログですが、元々字を書くのは好きではなかった、というか苦手な方でした。 算数から数学になった意味すら分からないまま子供の頃を過ごした僕ですが、大人になってこの仕事を始めた頃の僕の唯一のツールはメールと当時やってたブログでした。 苦手から始めたブログですが段々と楽しくなっていったのを覚えてる。 最近は文字よりももっぱらSNSの写真だったり動画だったりがメインで全く文字を書かなくなったなーと思ったのがキッカケ。 だから正直自分のため。伝えたい気

          言葉で魅了する仕事

          勝つことが嬉しいのでなく、負けることが悔しい

          世の中は不平等だと思う。 ホストの世界も。 座ってるだけで指名がもらえる、にこにこしてるだけで送り指名がもらえることがある。 それが前提なんだ。 同じことやって勝とうと思うのでなく、不平等を受け入れたほうが早い。 不平等とは悲しいものだと思う。でもそれが現実。 勝つことが嬉しいのでなく、負けることが悔しいんだ。嫌なんだ。僕はいつもそうだった。 しかし、負けて悲しむ時間は一瞬。次の日からは気持ちを切り替えてまたNo.1を目指してる。 やっぱりクヨクヨする時間はいつもな

          勝つことが嬉しいのでなく、負けることが悔しい

          僕はこうゆう人間

          夜の世界に足を踏み入れて10年前。 よくあるような前書きだが、ここまでくるのは簡単ではなかった。 ど田舎から出てきて初めてみた、新宿の風景にここでやってやる!という自信は持てずただただ不安とワクワクただただ心が緊張していたのを覚えてる。 そこから10年。流れる時代と共に夜の世界も少しずず変化していった。 世界的にみれば大きな変化は感じられないが確実に変化していった。 自分が感じた歌舞伎町を書いていこうと思います。

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