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女性は笑顔でいなきゃいけないのか問題


こんにちは。ayukoです。



こないだ、『夫にネガティブな表情ばっかりしている。もっと笑わなきゃ』っていう声を見かけました。



ネガティブな表情・・・疲れた、イヤ、怒る、泣く 等ですね。




お母さんは笑ってなきゃ。
妻は笑顔でいる方がいい。


っていうの、よく見かけますよね。




苦しくても、悲しくても、女性は笑顔でいるものだ。なんていう価値観。

しかし、どんなにネガティブでも女性は笑顔でいる、その価値観は本当に必要でしょうか?




色々な価値観の中、それを選んで使っている人には、それで良いと思うんです。

色々使ってみた結果、そういうコミュニケーションが好きだ、と思っている人ならば、後で苦しくなる、なんて事は無いでしょうから。





しかし、

『イヤな時はイヤな顔をさせてくれてありがとう』
『ちゃんと感情を表現する事が周りの為』

というような価値観がある、というのはご存知でしょうか?



その価値観の視点を使って物事を見てみると、
『いつも笑顔でいる必要はない』という事がわかりますし、必要な時だけ選んで使えるようになります。

そうすると、気を抜けるようになるので、楽になるので、少し書かせてくださいね。




『イヤな時はイヤな顔をさせてくれてありがとう』



喜怒哀楽、人間なのでもっていて当たり前です。

社会の中で、とくに日本の社会の中では否定される事も多いですが
人間なのでもっていて当たり前です。


喜怒哀楽、特にネガティブな表現を否定される世の中で、
色んな表情を見せても嫌われない人がいる安心感というのは、
人生においての『休憩所』でもあると思うのです。


この『イヤな時はイヤな顔をさせてくれてありがとう』という価値観を使うという事は、人生においての『休憩所』を一つ手に入れる事になるのです。




そして

『イヤな時はイヤな顔をする』というのは、相手を信頼しているからこそ出来るんですね。


信頼関係って、なにも『お互いがやる事をやっているから出来るもの』じゃないんです。

『信じて頼る』から始まります。


という事は。

喜怒哀楽を自由に出させて『もらう』というのは、信頼関係をしっかり築く上で重要な事でもあるのです。








『感情をそのまま表現するのは周りの為』



怒ってるのそのまま出しちゃダメじゃんとか
泣き顔見せて夫を心配させるなんて・・・

なんて、思われる方も多いと思います。



でも、感情をそのまま表現するのは、

先ほど書いた『信頼』に繋がります。

男の人は、女性から信じて頼られるのは大好きです。
男性にとって、信頼される事は栄養で、頑張る力になるからです。


だから、『他の人にはなかなか見せられない感情を表現させてもらう』という事を伝えておけば、意外に受け止めてもらえる事も多いんじゃないかなと思います。




※怒りの表現っても、暴力は男女ともにダメゼッタイ!
 せめて地団太にしとこ!!やってるうちに面白くなるから!!お手本は二歳児よ!!←私の発散法(爆)






逆に、シンドイのに笑顔でいる事のデメリットを書きますと・・・


察しない系男子は爆発するまで気付かないからコチラがストレス溜まるし
(こちらのストレスが溜まる=相手への嫌いゲージがガンガン上がる=男性としては損以外の何物でもない)

察する系男子は『表情』と『察した感情』が一致しない事に混乱する。
もちろん、対処はしてくれるけれど、顔色を見続ける事になる。
これって結構エネルギーを持っていかれるものなのだ。


これは、逆に周りの為になってないですよね。





まとめ



顔は笑顔で心で泣いて、が必要な場面は絶対にあります。

社会では、求められる能力でもあります。



しかし、ずっと続けていては、

後々に爆発したり
自分で自分の気持ちがわからなくなったり。


それって、あなたの為にもパートナーの為にもならないんです。



だから、

どんな感情も認めて、しっかりと表現する場所を作る。

それが、自然に心からの笑顔になれる事に必要なんじゃないかなあって思います。




もし、自分がどんな感情を持っているのか、パートナーに対して何を思っているのか、わからなくなっていたりしたら、ご相談下さい。







余談:ウチの事例


ウチの旦那に『好きに感情を出させてくれてありがとう』と言ったら、
『まあ、そんなの俺くらいのもんやで~』とドヤ顔をしておりました。(笑)

そこから、話の受け止め方が、私を認めてくれるようだなあって感じる事が増えました。

また、

『シンドイのにしんどくないって言うのとか意味がわからない』というので、ちゃんとシンドイ時にシンドイ顔をするのは、わかりやすいので周りの為になっていると思います。(笑)

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