新•おぼっちゃまくんの途中までの試し読み
新• #おぼっちゃまくん の一部をKindleで試し読みした。
相変わらず当時の原作や #ゴーマニズム宣言 同様の不気味なタッチのみならず、
ゴー宣同様、茶魔語を一切使用しないギャグの代わりに切り返す感じの風刺物が強い。
ライバルの貧ぼっちゃま以上の新キャラもあまりにも強烈すぎることから、
今の世代の嫌われ者のタイプそのものだ。
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第一巻の一話目を途中まで読んだが、
自面に落とした食べ物をそのままにせず、ちゃんと食べて欲しいというのがテーマである。
実母に食事中等に落とした食べ物は洗ってから食べろという躾は、
貧乏人の考えそのものであり、戦時中に育った子供は当時は生存に必要な食べ物を手に入れるのでさえ困難であるという言葉を年中聞かされているほどだ。
貧ぼっちゃまの言い分はその通りであるが、
食べ歩きしてこぼした食べ物をそのままにして立ち去る人達に対して、街を汚している悪者であると言わんばかりだ。
茶魔も対抗してカメを使って食べこぼしたポテトチップスを高速で食い潰したものの、新キャラの堅物で執拗なチェック魔に捕まってしまい、
茶魔の弱点をつけ狙って、行き場を阻まれた。
正当なことをした茶魔と新キャラのやり取りを雇い止めされた新キャラそっくりな前職の元管理職からの叱責を回顧している。
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もう一作の茶魔仏が盗まれて別の新キャラのお助け隊を総動員させてそれを盗んだ犯人を探し出す騒動の話から、
悪事を隠蔽することは美徳であるというのがテーマだ。
現在はそれが当たり前であり、実際に被害を受けて茶魔同様突き止めたものの、
結局は上手くいかず、加害者は知らぬふりをして逃げるのは当たり前であると言わんばかりであり、損な立場になってしまう。
家族に隠蔽したい失敗を隠して逃げようとしても、行き場がなくなってしまって逃れなくなってしまうのが日常茶飯事であり、
私が白状するまで取り調べされる事態となることが多々ある。
昔の諺でいう
「嘘つきは泥棒の始まり」という意味と同じであり、外に出て逆の立場になると納得するまで問い詰めたことがあった。
両親は、
不正を隠蔽すると信用問題に至り、危機的状況になれば逃げられてしまうことが多々あり、そこまで築いた人間関係はそこまでであるということを教えられた。
家族以外の第三の関係を上手く築きたい為に、信頼していたと思った人に疑ったり、忠告することがあるが、
両親の取り押さえ同様、新キャラの偏見と猜疑心の免疫をつけさせる御坊家の御用人みたいにならなければ生き残れないということを思い出しながら人付き合いをしている。
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正当なことをした人達を生きづらくさせる厄介者を登場させて、ゴー宣に匹敵するぐらいの風刺ものにうまくシフトさせたのは作者の #小林よしのり 氏らしい。
総括すると途中までしか読んでいないものの、
#安倍政権 がいう #富裕層 優遇社会の現実をゴー宣を読んでも理解しにくいのをおぼっちゃまくんのキャラクターを総動員させてわかりやすく説明されている。
昔のものと比較すると、
茶魔が従前のような下劣なワードを使わない代わりに、抑圧した #生きづらさ を爆発させて制裁させる行為をしたことでゴー宣に近づけた代表作であり、ゴー宣のラストに出てくるよしりん氏の決め言葉に匹敵している。
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只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。