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底辺校の文化祭に馴染めなかった私

私が通った高校は学区で最底辺校であることを知った時、

中3の頃のクラスメイトから校則が厳しいとことや、その環境でヘラヘラしていた生徒を見る度に疑問を感じていた。

実姉が通った中間レベルでかつ、自由な校風である学校を第一志望としたが、実技の内申点が足らずに受験出来なかったことを引きづりながら三年間を過ごしてしまった。

そんな実姉が通った学校が羨ましいという思いから、生徒からチケットを受け取った者しか入場出来ないという文化祭の施行方法に対して反対をした私は、「人並み」に行っている学校を基にした案を出したら、実行委員長の先輩に呼び出されてしまい、

自分ひとりで勝手にやるなと叱責されてしまったことから、教師主導のものであるということを思い知らされた。

前年度の文化祭の後夜祭でしたフォークダンスのビデオを観た時点で、

滅茶苦茶で思い出に残らず、他校と比較しても低評価を与えられるだろうと思った。

それと比較して、吹奏楽の地区委員を一年経験したことから、

教師不在で地域の進学校の生徒主導で、他校から集まる同年代の生徒のみで話し合いをしていたことから、ある程度自立心と問題解決能力に長けていると感心した。

幼少時に遡った生育歴から厳格で先回りをされた親が作ったレールに乗せられた為に、

自己判断で論理立てて考える能力がないまま育ってしまい、結果的に「人任せ」にして、家庭内カースト最下位を自覚した感情が先走り、リーダーらしきことをして #承認欲求  をしたことが誤算だった。

冷静に思い返すと、

自由な校風が強い進学校は前述の通り、多くの大学が行なっている手法である反面、底辺校は先輩方がした問題が起きたことの前例を受けて教師に制約をされて何もできない #生きづらさ  による「諦め」で「今が楽しければ良い」と言って投げ出している人が多いことを知り、その当時は理解できていなかった。

不本意で底辺校に行かざるを得ない者から言わせると、

希望した高校のことを諦め、制約された環境に馴染むことが先決であることを教えられ、若手の中途採用社員がいう前職の未練を零していると嫌われる原理と同様、人間社会から爪弾きされるということを身に染みた。

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只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。