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谷川俊太郎展に行ったよ

東京オペラシティで開催中の「谷川俊太郎展」に行ってきました。

大島依提亜さん作のポスターがとても素敵だったこと、この頃言葉で表現するということに興味があること、大好きな都築さんとの対談があるとのことで行くしかないぜと。

(しかし都築さんとのトークショーは大人気のため整理券配布開始と共になくなってしまい、10分遅れで着いた私は全然だめだめでした。。次回の小山田さんもかなりの競争率かと思われます…聞きたかった!)

Gallery1 「かっぱ」「いるか」「ここ」

小山田さん中村勇吾さんとコラボした作品です。 
谷川さんの詩3作品を朗読+音+映像で表現した空間に、ズキューンとめっちゃくちゃ圧倒されました…。谷川さんの詩が音になるとこんなにもリズムがあって面白いものなのかと。四方八方から音が飛び出して来たり、音の流れを感じることができたり、次になにが起きるかわからない緊張感があり、とてもおもしろかったです。写真では魅力が伝わりにくい作品なのでぜひ現場で体験してほしいです。

その展示室を出たあと、 詩が文字だけで書いてあったのですが、音がない状態で見ると全然違った印象をうけたし、文字だけではあそこまで想像することはできない…と感じました。素晴らしいコラボ!

Gallery2 「自己紹介」

谷川さんの自己紹介の詩に沿って、谷川さんの周りのモノ、友人たちとのハガキのやり取り、知られざる記録(軽井沢の別荘を延々と撮り続けた映像など)などが展示されています。
自己紹介の詩を1行ごとに切り取って、棚の側面に貼り付けた什器が、空間を面白く分けています。

一番興味深かったのが、谷川さんがPCで即興で作成した詩の動画記録です。
ひらがなを漢字にしたり、改行してみたりなどなど、試行錯誤の様子が見て取れます。しかも仕上がっていく詩の内容も、そういった文字の表現に関することなのでどんな文章ができるんだろと最後までみてしましました。


「3.3の質問」

「もし人を殺すとしたら、どんな手段を選びますか?」などシンプルだけど正解がないような質問に、いろんな有名人が答えています。自分ならどうしようと考えてしまいます。どう殺そう。

まとめ

言葉にするということは、すごく気を使う。
単語、並び、ひらきかたなんかで全然違ったふうに伝わってしまったり、形を変えてしまったりするので、言葉は奥深い…。気が遠くなりそうです。

そして詩を見ているとやっぱり自分でも書きたくなりますね。今年やりたいことの一つに短歌・俳句をやりたいっていうのがあるので、頑張ります!



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