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戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則をよみました

私はPR会社に所属しつつも、PRについて今まで勉強したことがなかったので、その導入として本を読もうと決めて1冊よんでみました。事例などが新しくて取っ掛かりやすかったです!

いつもはこちらのフォーマットに則って感想をまとめていますが、今回は少しアレンジして書いてみます。

読んだ本は「戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則」です。

この本を読んでどんな知識を得たかったのか

基本的なPRの知識。あとPRとは何か、今のPR業界のトップの人はどう定義しているのかを知りたかった。

この本の概要をまとめると?

情報洪水と消費飽和のこの時代には「買う理由」そのものが必要。「買う理由」を作るということは「いい◯◯」を再定義すること。この下地をつくるのが戦略PR。戦略PRの目的はビヘイビアチェンジ(行動変容)。どうやって行動変容させるのかというと「みんなの気になること」に目を付け料理する。戦略PRを成功させる「6つの要素」の提唱。

この本から得た学びは何か?

・まず私はPR=メディアでの露出が増えること?と考えていたので、間違っていることがわかり良かった。

・広告でなく戦略PRをやる3つの理由
1.選ぶのが面倒くさいの時代。
→情報洪水が進行、生活者の選択率は低下。接する情報が多すぎてますます広告的なコンテンツを避ける傾向に。
2.好き勝手やらせての時代。
→コンテンツ消費の主導権は生活者に。アンコントロールな世界との対峙が求められる。
3.気になるものはそれぞれの時代。
→SNSにより関心グループでのやり取り増。社会の興味関心は多層化。

・PRの目的構造はピラミッド上にあらわせる。
パブリシティ(情報露出)<パーセプションチェンジ(認識変化)<ビヘイビアチェンジ(行動変容)

・ビヘイビアチェンジを起こす為に「社会関心」を料理するためのフレームワーク
1.商品便益 2.世の中の関心ごと  3,生活者の関心事とメリット の3つの要素を結ぶ真ん中に関心テーマがある。

・戦略PRを成功させる6つの要素
1.おおやけの要素(社会性の担保)様々な社会インサイトを見極める
2.ばったりの要素(偶然性の演出)ポケモンGO
3.おすみつきの要素(信頼性の確保)インフルエンサー
4.そもそもの要素(普遍性の視座)Always # like a girl
5.しみじみの要素(当事者性の醸成)感情に訴えるストーリー
6.かけてとくの要素(機知性の発揮)とんち

なにに一番驚いたか

・日本のPR会社の有利な点は広告会社との協業に慣れており、インテグレーテッドキャンペーンが得意な点。→海外はPR会社が独立してやっていることが多いため。

・インフルエンサーの起用をもっとクリエイティブに発想すべきという考えたこともなかった視点に驚いた。

まとめ

PRは社会の空気を読むのがものすごく大事ということがわかりました。少しはPRというものを知れた気がします。今回ほとんど知らないことばかりで、考えるーというよりは情報のメモのような形になってしまったのですが、面白かったので是非メモりたくて…。また自分の中で咀嚼できたら記事にするかもです。

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