続けたいよ、完璧じゃなくても

継続することがとにかく苦手だ。
「継続は力なり」とは本当にその通り、日々の積み重ねこそが大事で......と、そんなことは分かっているつもりなんだけど。

私が「毎日やらなくてもいいけど、自分のために毎日できていること」は、
歯磨き後の糸ようじ
シャンプーとリンスと洗顔
ドライヤー前のトリートメント
眠る前のネイルオイルとハンドクリーム

多分これくらいだ。なんなら「やらなければ気持ち悪い」というまでに染み付いているくらいの最低限しかない。


習慣づけようとして挫折したものは山ほどある。
お風呂上がりの柔軟ストレッチ
青汁やサプリメント
フィットボクシング
リングフィットアドベンチャー
顔やリンパのマッサージ
筋トレ
ギターの練習
絵を描くこと
文章を書くこと

1ヶ月以上続いたものもあれば、三日坊主以下のものもある。

このnoteも本当は毎日更新できればいいけれど、そんなに書くネタもない。それにこれは仕事でもない。誰も読んじゃいないし、待ってもいない。更新しないことで困る人が1人もいないんだから、続かないのは当然のことだった。

イラストだって本当はnoteのサムネという名目で一日一枚は描きたいけれど、そうすると「文章は書けているけど絵が描けていない」「絵は描けているけど文章が書けていない」みたいなことになる。
絵も文章も筆が遅い私にとって、「人に見せられる絵」と「一応支離滅裂ではないと思える文章」を同時に揃えるのには、時間も労力もたくさん必要で、ハードルが高すぎた。

とにかく何につけても全然まったく継続できなくて、自分の身にならないし自分を大事にできている感じもしない。

どうしてか?

原因は「完璧主義」な性格だろう。わかってる。

1日でも途切れると「じゃあもういいや」となる。「毎日やらなくちゃ」という義務感が毎日毎日やってくるのが疲れてしまって嫌になる。
完璧とまではいかなくとも、「ちゃんと出来ていない」ものなら無い方がマシだ。

本当は何もしたくない。
動かなくていいならとにかくじっとしていたい。布団にくるまって眠り続けたい。

絵やブログは、中途半端な状態で残っているとゴミ箱にぶち込みたくなる。絵を見る目だけが肥えていて、自分の絵に全く納得できず、脳内にある誰かの素敵な絵と無意識に比べて、「私が描く意味ってある?」と思う。

素敵な絵も心地いい文章も、すでに世の中に溢れているから。

それでも、過去の自分がへろへろになって生み出したものが、何年か経った今、とっても素敵に見える。それをどんな気持ちで作ったんだか、もう忘れてしまったけれど。

今の自分は、昔の自分も超えられない感じがして。
「ライバルは自分自身」って、こういうこと?昨日の自分を超えていかなくちゃいけないってこと?少年漫画の「気付き」みたいな展開になってきた。

昔の自分が生み出したものを今の私が良いと思うなら、それはその当時から良いものだったのかもしれない。

じゃあ今私が何かを作ったら、何年後かの自分が褒めてくれる?

どうしてこう、今の私で私自身を肯定できないんだろう。肯定してくれる私が現在に追い付いたら、もっと楽しくいられるはずなのに。


まあいい、それはそれとして。
多分もっと気楽に着手して、自己評価を無意識に下す前に視界から外す。それくらいのことをするべきなんだ。そうしたらもっと続けられるのかもしれない。誰にも見せない記録、くらいじゃなきゃいけないのかも。

でもさ、私ね、絶対に他人に見せる気が無いレシピノートにだって、書き方のルールづけをして綺麗に書かなくちゃ気が済まないんだ。

そんな簡単にはいかないや。

あーあ、困った。

とりあえずこの文章は、私が添削の鬼になっちゃう前に、えいやと投稿してしまおう。

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