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注文住宅を建てようとする人の「営業ガチャ」攻略法 001

はじめに

本noteをお読みいただいて有難うございます。
「注文住宅を建てようとする人の営業ガチャ攻略法」という非常にニッチなタイトルをご覧になっているあなたは、注文住宅をこれからどうやって検討していけばいいのかという漠然とした不安や、または少しでも成功に近づけていきたいという希望をお持ちの上でお読みになっているのではないでしょうか。
というのも個人の買い物では最も高額になるにもかかわらず普通は生涯に1回くらい、多くても数回程度しか購買頻度がないことが注文住宅の難しさの理由であり、まさにその点に「失敗してしまうのでは」という不安を覚えている人が大変多くいらっしゃいますように感じているからです。

そのためか近年では住宅系のYouTuberさんやブロガーさんにより多くの情報が容易に入手できる時代になったのは喜ばしいことですね。例えば「高気密高断熱住宅とは」「壁内結露の危険性」「耐震性と直下率」など住宅のスペックに関して多くが語られていて、うっかり不勉強な営業マンよりもYouTubeやInstagramで熱心に勉強をしているお客様の方が知識が多かったりしますから、ひと昔前と比べると隔世の感があります。

しかしスペックや性能ばかりを熱心に勉強していても、お家づくりの成功へはまだ半分くらいの達成度でしょう。やはり担当者の良し悪しが残りの半分を占めるくらい重要であることに異論は無いと思います。いくらハイスペックの住宅を提案していても、結局それを達成するのは担当者というヒトであるからです。

それなのに担当者の能力や意欲の良し悪し、当たりハズレによる運不運―――このnoteでは「営業ガチャ」と呼びますが―――それをどうやって攻略していくかという大切な情報が不思議なくらいに出回っていません。
せいぜい「住宅展示場に直接行ってはいけません、人づてや紹介で住宅展示場に行くべきです」程度の情報しか見聞きしないようですが、それだけではまだ不十分だと言わざるを得ないでしょう。紹介によってよい営業マンを引き当てたとしても、その営業マンが「あなたの事を本気でお客とみなしてくれるか」という肝心の問題が語られていないからです。

そのためぶっつけ本番で住宅展示場に行ってしまったばっかりに貴重な選択肢を失ってしまったり、中には出会ってしまうかもしれない「ダメ営業マン」にチャンスをつぶされたりすることもありますが、一生に一回あるかないかの家づくりにおいてはあまりにも不憫ではないでしょうか。そういったお客様を一人でも減らしたいという気持ちから本書を執筆いたしました。

そこで貴重な時間を割いてこのnoteを読んで下さっているあなたには「どういう智慧をもって優れた営業マンに本気で担当してもらい、家づくりを成功に近づけていけるのか」という事をこっそりお伝えしていきたいと思います。
またもし、あなたのお知り合いに「注文住宅を建てようかな」というお話の人がいらしたら、ぜひこの記事をシェアしてあげてください。絶対に喜ばれること間違いありません。

なお本noteでは建築会社の営業職にあたる方々を営業マンと呼称しています。ジェンダー平等が重視されている昨今では営業パーソンと呼称するべきでしょうが、本書を執筆している私自身がどうも違和感を覚えてしまったため、敢えて営業マンというように記述をしております。決して女性の営業職を貶めたい意図ではない、ということはあらかじめご承知くださいませ。

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