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マーケティング偏重主義も危うい

 マーケティングって言葉をすごくお洒落に感じていた事もありました。ここ最近企業のマーケティング戦略にどんどんついていけなくなくなってきた。なんだか大して必要のないものに無理やり付加価値をつけているような商品が多い。潜在的な需要の発掘より、とにかく四の五の言わずに新しい商品のこれ買って感が強い。やや押し売りっぽいというか。


 そことはかなく漂うお洒落感や便利そうな雰囲気重視で使うと、そうでもない粗悪品が増えましたね。このねだんではちょっと・・・。1回使っただけで十分という商品が増えるのは、困ったものです。


 大手のSNSを運営している企業で働いた人の内部告発があったりすると、やっぱり企業と癒着したり特定の人を優遇してたりってあるんだろうなと邪推してしまいます。大抵のことは、自然発生的に起きたブームじゃない。作為的に起こされた流行がほとんどだから。

 SNSに最新のことがあるというのは、もはや錯覚かも。マーケティング論理を色んな分野に応用されるのも怖いな。マーケティング戦略っていきつく所まで行くと、騙された方が悪いみたいなところありませんか?マーケティングも大事だが、最低限のルールは守った上での企業の生存戦略も見たい。


 新商品を投入してもコケ続けるのなら、需要を読み誤ったと原点に立ち返って欲しい。会社のビジョンが今ひとつ見えないモノづくりって、かなり危険だと思う。ブランドコンセプトがブレブレな会社も怪しい。消費者は意外とそこら辺のとこ見てますよ。


 広告業界でも平気で「広告なんて大風呂敷広げてなんぼ」という人もいるのが寂しい。やっぱり何でもありはいけませんよ。広告で商品が、売れる事もあるのに。私は素敵な広告やCMは、企業の財産だと思っているので現在の風潮は悲しい。才能豊かなクリエーターさんが作った何回でも見返したくなるようなCMがまた見たいです。


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