お薬との上手な付き合い方
オーバードーズで救急搬送される若者が増加しているとニュースで報道されていました。どこまで踏み込んだ報道をするか各局も手探りのようで、大体同じような事を報じていた模様。
心の問題から来るものならば、そちらのケアをという話になりますがどうなんだろうか。あまり簡単に薬品を入手できる環境もマズイでしょう。もはやセフルメディケーションどころの話じゃなくなった。
鎮痛剤などはやはり病院で処方してもらうのが一番よ。きちんと診察してもらって原因を探ってもらうのも大事。痛いまま放っておいて、もし万が一のことになったら大変です。
薬剤師さんもいないDSで医薬品を普通に売れるのもなぁ。登録販売士だけでは売れないように変えた方が良いのでは。どんどんDSで売る薬の拡大は危険だと思う。むしろ縮小の方向に一度いってみたら。薬である以上中毒性や依存性もいくらかはあるでしょう。
こんなタイミングで緊急避妊薬もこれから試験販売をはじめるという事で、ますます時期尚早な感じも致します。薬局スタッフの目の前で薬を服用してもらうとか。1回1錠しか出せないなど。取り決めはしっかりしてもらいたいものです。薬の予備あるとまた使いたくなるので。絶対多めに出さないという方針もきっちり固めてもらいたい。
あとは若い人たちの薬に対する意識が随分変わってきているように思います。薬イコールいいものではないのに、予防のために薬に頼るのは危険です。悪い所を治療するのが薬。サプリがお守りになった世代は錠剤などに対してあまりにも抵抗がなさすぎる。サプリも使い方によっては危ない。漢方も使いようによっては効きすぎる。なんて話もありますよね。
いずれにしても用法容量を守るのは大前提であります。何種類も飲んでしまっている人は、大きな病院に行って投薬の整理してもらった方が良いかもしれません。
最後に番組の中でオーバードーズの当事者が取材に応じていた場面が印象的でした。涙声になりながら、辛いことが多いとか施設というワードが出てきました。
薬物更生施設なのかそれとも児童養護施設なのか判断できなかった。もしかしたら児童養護施設で育ったのでは、と推測しました。赤ちゃんポストや匿名出産で生まれた子がもし生きるのがつらくなったというのなら、世の中も別の方に変わらなくてはと思いました。
ものわかりのいい事ばかり言っていてもしょうがない。緊急避妊薬とか経口中絶薬の導入だけでどうこうできるものではないでしょう。情操教育を男女ともにしていく必要性がありそうです。もちろん大人も子供もどっちとも。
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