昨日の料理　今日の料理　明日の料理

　去年から真剣に料理をしています。毎日作るのって大変。でも習慣になると、作らない日が寂しい。心がソワソワすると言うか、ムズムズする。そうか。料理をする事が、自分に言い作用をもたらしていたのだな。


　こんなもの作りたい。あんなもの食べたい。「昔はなんと幼かったんだろう自分」と思いつつ、私は絶妙なタイミングで絶品レシピに巡り合えているとも思うのです。引きがいいのか何なのか分かりません。ハンバーグの美味しく作れるレシピや、空揚げの変わり種作りたい。あら不思議たまたまテレビや新聞で見つけてしまうのです。


　幸運なことにどれも大当たり。もうこのレシピを覚えたら、次また別の料理を学ぼうと躍起になっています。レシピとの出会いも一期一会。昨年に引き続き、今年も良いレシピと出会いたい。


　話は変わって私はどうも創作料理とやらは苦手なよう。どちらかというと味の微調整などが得意。思えば味覚や嗅覚は子供の時に、すごく優れていた。現在は普通くらいかな。日々料理をしていたら、あの頃の五感を取り戻したいなどど感じる事もしばしば。


　でももう戻れないんですよね子供の頃には。小さなころに食べた料理の数々が今の自分を形成しているとしたら、これからの料理にも決して手は抜けますまい。毎日健康なのもやはり食べ物のおかげでしょうね。


　明日なに作ろうと頭を悩ます事も、この頃はずいぶん減りました。食べたいものはあちらから勝手にやってくる。豚の角煮も食べたい。他にもたべたいものばかり。でも作れるかな。とりあえず上手くいくかは別にして作ってみよう。食べたいものをいつか作るために、私はこれからも生き続けます。料理を作る一番の動機付けはそこかな。


　NHKの今日の料理をみては明日作ろうと思い立ち、昨日見た情報をもとに今日の献立考えたり。思い立ったら、早めに作っておきたいじゃないですか。そんなちょっとした事に、ほんのり幸福感を感じる私でした。