導入園向けイベント ”おしゃべりきっつ”開催レポート
みなさん、こんにちは。スマートエデュケーション大澤です。
1/19(水)にきっつ導入園向けのオンラインイベント「おしゃべりきっつ」を開催しました!
きっつの保育を実践している現場の先生方と一緒に、「きっつのこんなところが楽しい!」、「ここがちょっとわからない、どうしよう?」など、きっつにまつわるいろいろなことを、気軽におしゃべりする会です。
第一部、第二部ともに10名以上の先生が、全国各地から参加してくださいました!
トップ画像からもおわかりいただけるかと思いますが、終始笑いの絶えないとても楽しい会でした。
まずは「おやつ紹介」から!
この「おしゃべりきっつ」のコンセプトは「楽しい茶話会」。先生の疑問にスマートエデュケーションが答える、という会ではなく、参加してくださる先生が、保育に対するいろいろな思いや経験を出し合い、そこからひとりひとりが考え新たな気づきを得られる会にしたいと思いました。「正解は一つではないんだよ」というのは、普段きっつの保育で子どもたちに伝えていることでもあります。
そして「茶話会にはおやつが不可欠!!」ということで、ご参加の皆さんにはおやつを用意していただきました(コロナ禍ですので、十分な感染対策のうえ無理のない範囲でご用意いただきました)
個性の光るおやつ紹介に、皆さん大盛り上がり!新潟県柏崎市の園さんが紹介してくださったのはブルボンのお菓子。みんな大好きブルボンの本社が柏崎市であることを初めて知りました。
おやつをご紹介いただいた後、いくつかのブレイクアウトルームに分かれて「自分の園の好きなところ」をおしゃべりしていただきました。
きっつの保育、ここが楽しい!
さて、本題のきっつについてのおしゃべり。最初のテーマは「きっつの保育をしていて楽しいこと、嬉しかったこと、よかったこと」です。
ひとりひとり、紙に書いて発表していただきました。
・普段あまりおしゃべりしない子が、きっつの時間は生き生きと制作に取り組んだり、発表したりしている。
・子どもの発想の豊かさに驚かされた。
・子どもたちが夢中になって活動している姿を見ていると、とても楽しい。
・自信を持って発表できるようになった。
・いつもグループで1台のiPadを使っているので、物の貸し借りがとても上手になった。
などなど、いろいろな意見が出ました。発表を聞いている先生方も共感できることが多いようで、皆さん「わかる〜!」という表情でお話を聞かれていました。
最近、こんな活動をしましたよ!と紹介してくださる園さんも。先生が持っているのは、iPadでオリジナルのすごろくを作ることができる教材「すごろく1・2・3」で子どもたちが作ったすごろくです。「なかなかゴールに辿りつかないすごろくもあって、子どもたちの発想が面白かった!」と先生はおっしゃっていました。
子どもたちはみんな、喜んでおうちに持ち帰ったそうです。
きっつの保育で困っていること、お悩み
続いてのテーマは「きっつの保育で困っていること、お悩み」です。こちらも、皆さんに紙に書いて発表していただきました。
・先生は本当に見守っているだけでいいの?
・保護者参観で、保護者も楽しめるような活動を知りたい!
・発表が苦手な子が多くて、話す内容がワンパターンになってしまう。お友達のまねをしてしまうことも多いのだが、どうしたらいいんだろう?
・グループ活動がうまくいかないことがある。どこまで介入するべきなんだろう?
・今はきっつの時間にしかiPadで遊ばないので、iPadが特別なものになってしまっている。日々の保育でもっと自然に子どもたちがiPadを道具として使えるようにするにはどうしたらいいんだろう?
など、こちらもさまざまなテーマが飛び出しました。
「うちの園ではこんな風にしていますよ!」、「その悩み、わかります!」、「こういう風に声がけしてみたらどうでしょう?」など、ほかの先生方が積極的にアドバイスをくださって、こちらもとても盛り上がりました。
ある先生は、「悩みや困ったことがあっても、それをどうやって解決していこうか考えることが楽しいので悩みはありません♪」と発表。「かっこいいー!!」と皆さん拍手喝采でした。
きっつを始めたばかりの先生は「自分はちゃんと保育ができているのだろうか」と不安になることが多いようです。同じような悩みや不安をもっている先生が他にもいるというだけで安心されたのではないでしょうか。
皆さん、等身大でお話をしてくださって、とてもよい時間となりました。
今これを読んでくださっている方のなかにも「私も同じ悩みを持っている!」、「答えを知りたい!」と思われている方がいらっしゃるかもしれません。実は、おしゃべりのなかでも、すべての疑問に対してスッキリとした答えが出たわけではありませんでした。
それぞれが考えて、自分なりの答えを見つけることがこの会の主旨ですので、引き続き、みんなで考えていけたらと思っています。
もし同じような疑問を持っている、相談に乗ってほしいという先生がいらっしゃいましたら、ぜひ担当ナビゲーター(営業)までお気軽にご相談ください!
おしゃべりきっつへのご参加もお待ちしております。
●リアクションカードで参戦!
今回、スマートエデュケーションからは酒井&カリキュラム開発担当の大澤が参加しましたが、我々の役割はズバリ「盛り上げ係!」。反応があまり見えない&発言が被るとお互い遠慮してしまうオンラインミーティングをいかにスムーズに盛り上げるか。考えた末、いろいろなリアクションカードを用意することにしました。
結果は大正解!酒井のリアクションのセンスに、みなさん大爆笑でした!
「自由遊び」でiPadを使おう!
●自由遊びの事例紹介
今回、一番盛り上がったテーマが「『自由遊び』の時間のiPadの使い方」でした。クラスみんなで一斉活動するのもいいけれど、子どもがもっと手軽にiPadを使って、道具として活用できるようになってほしい、という先生がいらっしゃったので、実際に自由遊びで使わせている園さんに実践例をご紹介いただきました。
その園さんでは、「BTSのダンスを踊れるようになりたい!」という子どもたちがYouTubeでダンスを見て練習していたり、調べ物がある時に自由に検索したりしているそうです。
また、私からもいくつか事例を紹介させていただきました。
こちらは、自由遊びの時間にきっつの新教材「わくわくスコープ」を使用して、葉っぱを調べている様子です。自由遊びに使いやすいような教材も、これから開発していきたいと考えています。
ちなみに2022年度から、実施マニュアルに自由遊びでICT活用の事例をたくさん掲載していく予定です。導入園の皆さんと一緒に、自由遊びでの活用について考えていきたいと思っております!
●ドキュメンテーションのススメ
「自由遊び」をより豊かにするために欠かせないのがドキュメンテーションです。子どもたちの遊びや学びの様子を記録することは、子どもたちにとってよりよい環境構成を考えたり実現したりするきっかけとなります。また先生同士の対話にも役立ちます。
きっつを実施していて、おうちえんも導入されている園さんは、きっつの保育を実施した後、ドキュメンテーションを作ってみてはいかがでしょうか。
次回もお楽しみに!!
最後に皆さんに「おしゃべりきっつ」の感想をお伺いしてみました。
・他園の取り組みがわかって勉強になった
・もっと自由にiPadを使って子どもたちと楽しみたい
・自由遊びにiPadを取り入れたい!
・次回はここで事例紹介できるくらい、色々なことに挑戦したい!
など、大変前向きなお言葉ばかり。とてもうれしかったです。先生の挑戦をぜひサポートさせていただきたい!と強く思いました。
おしゃべりきっつは、これからも継続的に開催していく予定です。必要なものは「おやつ」・「紙」・「ペン」のみ(笑)。ぜひたくさんの園さんに、気軽にご参加いただき、楽しいきっつの輪を広げていきたいと思います!
今回「自由遊び」についての話が盛り上がったので、次回は「自由遊び」をテーマにしてもいいかな、などと考えています。次回の「おしゃべりきっつ」は開催日が決まりましたら、告知いたします。
次回、みなさまにお会いできることを楽しみにしています♪
今回ご参加いただいた先生方、楽しい時間をありがとうございました!
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