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どこが悪いのですか?📕3つのポイントを外しているよ!

どこが悪いのですか?

成績か上がるかどうかは私の責任。
とともに学習者の責任でもある。

微妙な表現ですね!

☆前半は大人(先生・講師・親)用。
☆後半は学習者(生徒・学生)用。

※生徒または学生でも一人の人間として対応しますので,「オウチ塾」に興味のある人は,少し難しい内容かもしれませんが,頑張って読んでみてくださいね。

★最初に大人向けのお話です。

指導者は「言い訳せずに全ての責任は自分が持つ」という姿勢がなければ,この仕事は務まらないでしょう。自分の力不足は,そのまま指導を受ける学習者に影響を与えてしまいますし,自分自身にも負の財産として返ってきます。

一方,学習者は指導者と対等であり,また師匠と弟子の関係でもあります。そうでなければ指導は成り立ちません。しかし,だれを師匠として仰ぐのかは弟子の選択です。物理的に選択できなかったとしても,生徒たちは誰の指導を信じて学ぶのかを,心の中で決めているのです。

私たちは,実力で勝負するしかありません。選ばれなければ単に力不足。そこから学んで這い上がっていくしかない。自分が可哀想だと思う人は,生徒の前に立つ資格はないでしょう。弱い自分を何度も乗り越えていく作業が,どうしても必要な職業です。

有名人だとか,学歴や経歴,家柄や経済力など一切関係ありません。目の前の生徒が"no"なら"ダメ"なのです。

子どもはある意味,最もシビアなお客さんだということは,皆さんが知っている通り,私が言うまでもないことかもしれません。ーーこれらのことは,親子関係にも当てはまるのではないでしょうか。

★ここからは,生徒向けです。

勉強してもなかなか成績が伸びない人は,参考にしてください。学習者には学習者自身の欠点があるから,結果を出せないのです。

☆3つのポイント☆彡

①何のために勉強しているのか?
実例を挙げて説明します。
中学で3年間,学年1位を取っていたAさん。高校でガタガタ崩れて,2年間最下位層をウロウロ。中学で勉強を頑張ることができたのは「褒められるから」と「負けたくない」から…この2つ。中学のときから指摘してきましたが,力及ばず…(;o;)ムリョク…。1位を取っていれば聞く必要はないのか…。しかし何と!高校3年になり,Aさんが私のもとに戻って来てくれたのです!…。しかも中学での私の話を覚えていて,高校生になってその意味が分かったと…(*´ω`*)ケンキョ…。ただ意地もあり,2年間は自力でやってみたかったということでした。そこからは,指導をどんどん吸収して,希望の大学に進学しました。自分を,そして価値観を変えることができたのです…エライ(*´∀`)♪…。

皆さんも「何のために勉強しているのか?」ということを振り返ってみてはいかがでしょうか?

②なぜ人から学ぶ必要があるのか?
これについても実例を紹介します。
自分の勉強スタイルを絶対に変えないKさん。反発していれば,それはそれで良いのですが,そうでもない。自分なりに必要性を感じて来ている。私に叱られても,次の日には笑顔。では,どうして指導が通らないのか?ーー皆さん分かりますか?ーー実は本人もその原因をはっきりと自覚していないのです。Kさんについて言えば,その原因は家庭にありました。何度も対話を重ねて分かったことです。親が小さい頃から勉強の面倒を見ていて,Kさんを厳しく管理してきていたのです。だからKさんに取っての師匠は親だけであり,そこから抜け出せずに苦しんでいたのです。毎日会う親ですから,洗脳されている状態に近いといえます。簡単には変えられません。

私は保護者の方に来ていただき,3者面談を通して自分の意見をぶつけました。そこらか親の意識が変わったかどうかは分かりません。しかしKさんの気持ちの変化は伝わってきました。そして無事,第一志望校に合格したのです…ヨク(^。^)ノリコエマシタ…。

自分のスタイルをなかなか変えられない人は,意識して「第3者」の話を聞くようにしてはどうでしょうか?ーーおじさんおばさんでも友達でも先生でもよいのです。もしかしたら自分は偏った考え方をしているかもしれない,という気持ちで人の話を聞くと,気がつくことも増えてくると思います。決して親のせいにしてはいけません。親をも愛せない人が他人を愛せる訳がないのですから…。

③優先順位を勘違いしていないか?
またまた実例です。
Bさんは,個別指導を希望し入塾。最初にやるのが自分のやりたい勉強(宿題や分からないところを聞く)。塾には塾の方針があるので,私の塾では個別指導といえども,ただ相手に合わせるのではなく,大学受験や高校の勉強から逆算して大切な単元,また,問題をより深く理解できるための訓練を中心に指導したい訳です。もちろん,生徒が望む苦手教科の克服や希望の進路に進むために,こちらの指導に乗っかってほしいということ。

さらに,成績向上のためにはEQ(心の知能指数)を上げる必要があります。そのためには,性格的な部分や本人の持っている癖をついていかなければなりません。そうすることによって,本人自身が本来持っている実力を最大限に発揮できるからです。

しかし,学習方法についても心の教育についても耳を貸しません。例えば,最初は私の指導を聞いていたのに,だんだん聞かなくなるのであれば,私も責任を感じやすいです。しかしBさんは最初から最後まで同じ姿勢を貫きました。ある意味すごいことですが…ドウスレバ(´;ω;`)イイノ?…。もちろんBさんに対する指導の責任も私にあるのですが…。

高校受験は失敗。中学卒業とともに退塾。後から聞いたことですが,大学受験は諦めて専門学校にしたとのことです。進路に善し悪しがないことは当然として,「とにかく自分優先」という考えが「自分を損ねている」ことにつながってしまうことについては,修正が必要だと思うのです。

「自分を大切にすること」と「自分だけを大切にすること」,両者の違いは大きい。両者の違いをぜひ考えてみてください。私たちから「他人とのつながり」を取ってしまえば,何が残りますか?ーー今後の成長を祈るしかありません。

<まとめ>
上記に挙げたAKBさんの3名…グウゼン(~ ̄▽ ̄)~ホントダヨ…。それぞれ私の記憶の中の一人ですが,「この一人」の後ろには,何十人,何百人,何千人のAさん・Kさん・Bさんがいます。

①~③の例には,実は共通点があります。考えてみてくださいね。

何か感じることはあったでしょうか?ーー目に見える具体的なことがすべてではありません。本当は目に見えないことの方が大切なのです。「はっきりしないけど感じるものがあった」と思ってくれたら,それだけで,あなたの心の財産になります。

長くなってしまい,ごめんなさい。今回も読んでいただきありがとうございます…See yaヾ( ̄▽ ̄) Bye~Bye~…。




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