五輪開催の意義ってなんだったっけ?
ついに東京オリンピックが開幕しました。
今回の五輪開催にあたり、「復興五輪」の理念はすでに大会組織委員会は忘れているようですね。開催地立候補の話題として使う以外に「復興」を感じる要素はゼロです。
IOCとJOCと日本政府と東京都。もはやまともなプレーヤーが不在です。
開会式くらいはまともなショーが催されているのかと思いきや、ニュース映像で概要を見てびっくりしました。なかなか酷い出来ですね。
一部のネットでは称賛の声もあるようですが理解できない。
サブカルをメインカルチャーに持ってくるのってクールか?
選手入場曲には有名ゲームのテーマ曲が多用されていたようですね。
twitterでセットリストのまとめを見た時、はじめ冗談を行っているのかと思いました。
また、国名の書かれたボードには漫画の吹き出しのようなデザインが施されていましたね。どう考えても競技場の入場の画に漫画の吹き出しデザインって全体に馴染んでおらず、浮いてる。よくGOが出たもんだとびっくりしました。
主催者は日本らしいもので発信したかったんでしょう。ウケると思ったのでしょう。
でも、考えが浅すぎる。ちょっと豪華な学芸会って感じでチープ。
もっと趣向を凝らして欲しかったですね。
既視感のあるドローン演出
開会式一番の目玉はドローンショーでしょう。
確かに綺麗ですよね。でも、オリンピックで出すほどの演出でもないと思います。理由は、古いから。
こちらを見てください。
今から3年前の2018年7月に、インテルが1500台のドローンを使ってドローンショーを行なっています。今回の五輪の演出にもあった地球儀のようなものも一部登場していますね。
オリンピックの開会式では今までになかった演出・技術のお披露目会の場であるべきです。これから始まる五輪へのワクワク感への導線とならなければいけません。
日本人には見慣れない演出で感動を呼んだかもですが、おそらく多くの外国人にはそこまで感動できる演出ではなかったはずです。
3000台のドローンを使ってギネス記録されているのは中国のチームの演出。
これも昨年実施されたものですよ。
日本が元気を失くしている間に外国は科学技術を進化させてきているのに日本人はそれに気づいていない、ということが露呈しました。
現代日本は鎖国しているわけでもないのに、海外事情に疎すぎませんか?
まとめ
全体的につまらない開会式だったんだろうなという印象です。
それよりも、日本の演出方法やそれを支える技術に対する世界との差が露呈してしまったセレモニーになってしまったと思います。
デフレが続き国内消費も上がらずに企業が売り上げを海外に求めた結果、国内の技術も伸びなかったこの30年間で完全に世界から遅れていることが現れた結果ですね。
早く財政出動を敢行し、国内消費を増やして企業の生産活動並びに研究活動を中国を超えるスピードで実施していかなければ未来はないなと思えるニュースでした。
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おまけ
それ以外にも開会式だけで気になるニュースがちらほらありましたね。
・天皇陛下の開会宣言に着席したまま…菅首相に「不敬にも程がある」と非難の声
陛下と菅さんや小池さんが椅子を並べているだけでも驚きです。
しかし、起立しないとは、、こんな国の代表、都の代表者を選んでしまった我々国民の罪は重いです。小学生だって、校長先生が話す時は起立するでしょうに。
・天皇陛下と同列?五輪開会式でのバッハ会長の振る舞いに違和感続出
ぼったくり男爵はお立場をわきまえていらっしゃらないようで、、
金輪際、日本の土を踏まないでいただきたい。
どこの国の選手か判明しているにもかかわらず、組織委員会は個別に注意しないらしいですね。パンデミックを意図的に予防したい観点がないようすね。
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