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今日は漠然と…

お疲れ様です。
福岡県の糟屋郡篠栗町というベッドタウンで洋食店を営んでおります。
いつもはある程度「ネタ」を決めて書いてますが今日は完全に行き当たりばったりで書くようです。頑張ります。

さて、緊急事態や飲食店への時短要請など一通り制限は無くなった福岡ですが、夜の動きは相変わらず鈍いですね。
この状態をどう捉えるのかは難しいところだと思うのですが「家に帰る」習慣が定着してしまった。というのはあるのかなぁと感じますね。
思うように外食できず、持ち帰りした食事を家で食べながらNetflixで海外ドラマを観たり、家族でゲームをしてみたり、週末は庭でおうちキャンプをしてみたり…家での過ごし方が充実した人も多いでしょうしね。
とは言え飲食店の価値というのは下がってなくて、むしろ上がっているのではないかなと考えています。
やっぱり家で滑らかな泡の立つ生ビールは飲めないし、お気に入りのワインに合う料理を自宅で作るのは難しいし。
「やっぱりあの店に行きたいな」なんて思う人も多いのではないでしょうか?
だからと言ってコロナ前のあの「当たり前」の感覚に戻る訳はなく、僕ら飲食店が勝負しなければいけなくなったのはYouTubeや NetflixやNINTENDO Switchだったりします。
つまり外食に時間を使うよりは持ち帰りなり自炊するなりして「より好きなコト」に時間を使うようになってきている。という事ですね。
時間は有限ですから…。

こうなるといかに選ばれるお店になるか?というのがめちゃくちゃ重要です。
飲食店で言うとこれまでは「味」「サービス」「空間」とかだったりするんですが、この辺は昔に比べて平均水準が上がっています。
スマホの普及に合わせてネットで情報が溢れてしまい、美味しい料理も個性的なサービスも簡単に共有されてしまい、すぐに真似され埋もれてしまいます。
それに加工技術も進歩してるので極端に言えば冷凍食品だけでお店をやったとしてもそこそこ美味しい料理が出せると思います。
もう技術要りません。修行も要りません。みたいな感じです。

そんな時代ですから味やサービスで勝負するのは難しくなってるんですね。ましてや「安さ」をウリにすると簡単に淘汰されます。それは大資本がやる事で我々個人事業主は簡単に負けます。安く提供して客単価や利益率が下がると客数を増やすしかなく、常に満席で高回転を実現しなければならなくなります。しかしコロナ禍においては客数の制限などあってそれができなくなってる。この事は以前のnoteでも書きましたね。
このビジネスモデルではもはややっていけません。
流れとしては高単価の顧客(熱狂的なファン)をいかに増やすか?が大事になってきます。

今のオッタンだと1日2組くらい夜の部に集客出来れば少し安定してきます。ただそれが難しい!
色々考えて悩みながら行動しています。

よければ応援よろしくお願いします!

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ワインをおごっても良いよーという方はぜひ応援よろしくお願いします!

今日の写真は「わざわざ」さんで購入した「パン屋のTシャツ」です。
割烹着の感覚で着まくって汚して洗いまくりたいと思います。

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